K.K.MFG.CO.

大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ZIPPO 1935 シルバーサテン

さてさて、復活してから一発目のアイテム紹介です^^

旧PCが壮絶な戦死を遂げる前に当ブログでは、ZIPPOライターのWW2米軍タイプである
ブラッククラッケルを紹介しました。

このライターは、それまでZIPPOの生産に使用されていた真鍮が、大戦の勃発により
入手できなくなり、代わりに鉄を使用して作られた言わば戦時生産モデルです。

外観も、黒の塗料を焼き付け?てザラザラした、武骨でいかにも軍用?と言う感じで
売られる時も「WW2」というキーワードが入るので、WW2米兵をされる方なら
皆持っていると思います。(推測予測ですw)

しかし、ここには落とし穴があります。

ww2と書かれていると安心(これは軍装好きのみ?w)しがちですが、戦争が
始まってからリメンバーパールハーバーで志願した又は徴兵されたGIなら
この戦時生産モデルのZIPPOをもっていても割と自然ですが、戦前から軍に
いる古参兵や軍に入る前からヘビースモーカーなGIは、むしろ戦時モデルになる以前の
ZIPPOを愛用しているほうが自然ではないかと考えたのです。

※戦時モデルで満足するのは甘いと馬鹿にしているのではなく、自分が他にもZIPPOを
買いたいが為のいいわけです(笑)皆には内緒だよ☆

そこで、そんな古参兵さんやヘビスモな方向けに登場するのが、この
ZIPPO 1935年モデルでございます^^
1_20140917000743cd9.jpg
戦時モデルの、ブラッククラッケルは1941年モデルですが、1935モデルは
その一つ前のタイプです。

1941との違いは、角ばったフォルムや背丈がちょっと低いことなどです。

ちなみに、ZIPPO社からは1937ビンテージというモデルも出ていますが、これは、
1937年ごろに販売されていたZIPPOをイメージして現行型のZIPPOを元に
製造したイメージ品?で、1941や1935といったレプリカ復刻モデルとは
設定や再現度?が甘い商品みたいです。

また、先ほど戦時モデルはブラッククラッケルと書きましたが、実際には、少数ですが、
戦争中も通常のシルバータイプも売られていたようです。
なので、その一つを手に入れた設定もできるかもですね^^
10_20140917000923438.jpg
箱から出してみるとこんな感じです!

表面は、戦時モデルのブラッククラッケルのような武骨なものではなく、
シルバーサテン仕上げのきれいな逸品です。

また、本体の右上と左下には、ダイアゴナルラインという二本線が入っており
アクセントです^^
(ラインなしのプレーンなタイプもあります。)

ちなみに、このダイアゴナルラインは、1933年に製造されたZIPPOにも
入っていたようですので、時代設定的にもOKです。
6_2014091700083782e.jpg
外箱です。
レプリカシリーズというだけあって、箱も昔のタイプを復刻?しているみたいです。
この煙草に火をつけようとしているアメリカンガールは、ウィンディという名前で
ZIPPOのマスコットキャラです。

雰囲気抜群ですね^^
0.jpg
これは、蓋を開けたところです。

1941年モデルとは、インサイドユニットの穴の数が違ったりしますが、まあ機能上の
違いはございません。

2_20140917000745364.jpg
インサイドユニットは取り出すとこんな感じです!^^

製造年は、2012年と割と新しめのものでした!
また、ZIPPOは、オイルライターですので、オイルを入れないと火が付きません。

ZIPPOの専門店さんの店頭で購入するとその場でオイルをサービスで入れてくれたり
ゆるみがないか調整などもしてくれます。
個人的には、先日行った東京アメ横の美都商事さんが丁寧なサービスと
リーズナブルな価格で大満足でした!

一方、ネット通販では郵送の関係もあってオイルのサービスは無理で、お店によっては
店頭でもオイルをサービスしてくれないところもあります。
(まあ、あくまでサービスですからね^^)

3_20140917000746fcd.jpg
ボトムの刻印です。

こちらも2012年製で、7月に作られたみたいです。
ちゃんと1935レプリカの刻印もありますよ^^
4_201409170007483ba.jpg
これは、先日のブラッククラッケルと比べたところです。
撮り方が悪かったのですが、1935モデルのほうが、小さいです。

また、ブラッククラッケルが、塗料の都合で真っ黒なのに対し、戦前生産品&民間向け
ということもあり、1935はシルバーブラッシュ仕上げなので、キラキラひかります。

と、、いうことは、、、戦場では目立つ目立つww
狙撃兵に狙われないことを祈るばかりです><ww
ちなみに、ブラッククラッケルのほうは、あくまで塗料の都合で黒くなったそうで
結果的にカモフラージュになっただけみたいです。
5_20140917000835231.jpg
1935モデルと1941モデルの違いの一つに、蓋と本体をつなぐヒンジ(蝶番)の位置があります。
1935モデルは、外側にヒンジのついたアウトヒンジというタイプです。
一方1941モデルは、ヒンジが内側に移動しよりスタイリッシュな外見となっています。

ちなみに、ヒンジは内側にあったほうが、ZIPPOを開け閉めした時の音の出は良いようです。
1935モデルは、あまりいい音がしません・・・
7_20140917000838351.jpg
着火してみました!^^

お~燃える燃えるww
これで、火炎放射器に着火できますねww
8_201409170008407f1.jpg
最後になんとなく、マスタードシャツや小物と一緒にw

葉巻は、だいぶ以前に戦友がくれたものです。
もちろん自分は非喫煙者ですので、お飾りですww

しかしこの写真、よくよく考えると、ZIPPOは1935モデルと無駄に古いくせに
シャツは1941年以降の戦時型で、ドッグタグも1944年あたりの形式と
バラバラですねww

1935モデルをもつ時は、戦前の軍装にしたいと思います^^
9_20140917000841352.jpg
以上、久々の更新でした!!^^

次は何の記事をあげられるかな~
何やら今週末あたり超ビッグな記事が乗る予感ww

ではでは~~♪
スポンサーサイト
  1. 2014/09/17(水) 00:53:24|
  2. 大戦米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ZIPPO 1941 ブラッククラッケル

こんばんは!
最近徐々に更新頻度が上がってきている当ブログですw
やはり夏休みに入ると記事を書きやすいですね!

本日は、兵士の再現では欠かせない?あるアイテムの紹介です^^

戦場で兵士が戦う為には、銃や弾薬、食料、士気など様々な物資が必要であり
近代の軍隊では戦車や戦闘機、軍艦を動かすための石油もまた必需品です。
しかし、それらの物資の中でも、特に兵士たちに人気があるのが、やはりタバコです!

米軍で言うと、オールドゴールドやラッキーストライクなんかでしょうか。
いつ死ぬか分からない極度の緊張の中でタバコが与えてくれるリラックス効果?は格別のようです。

しかし、タバコがあっても、それに火を付けられなければ意味がありません。。。
また、火をつけるのはタバコだけではありません。
食事やコーヒーも自分で作らなければいけないし、火炎放射器への着火や
破壊工作!?など、けっこう火が要ることは多いです。

でも、着火にマッチを使用すると、すぐ消えてしまったり、湿気っていたりと不便なことが多いです。
そこで登場するのが!!今回紹介する便利なアイテムです!^^

これは、届いた際の包みです。
一体何が入っているのか!?(笑)
zi.jpg
箱をあけてみると!

そう!!ZIPPOです!あの有名なジッポライターですよ!!^^
あまりにも有名すぎて特に説明の必要は無いですよね(笑)


ということで、今回はWW2米軍タイプのZIPPOである、1941ブラッククラッケルを
購入してみました!

この化粧箱に収まっている姿もいいですねww
zi3.jpg
これは、箱から出したところです。

米国が第二次大戦に参戦すると、ZIPPOの原材料だった真鍮が供給制限されることになり、
鉄を使用したZIPPOが作られるようになりました。
そして、その鉄の表面を黒の塗料で処理したのが、このブラッククラッケルです。

表面は、ザラザラデコボコしており、滑りにくいです。

ZIPPO自体は、米軍制式になったことは無いようですが、戦時中はPX等で販売されており、
多くのGI達に愛用されたようです。

もっとも、このブラッククラッケルが作られたのは戦争中ですので、戦前から軍に入っていた
兵士や、家からZIPPOを持ってきた兵士は、戦前の1935や1937タイプのZIPPOを
持っていたほうが自然かもしれませんね!

zi4.jpg
インサイドユニットを取り出してみました!
この内部に、コットンが詰まっており、そこにオイルをしみこませて、上に上がってきた所に
着火する仕組みです。
zi6.jpg
このブラッククラッケルは、復刻版のレプリカですので、オリジナルと違い底はザラザラの処理が
されておらず、製造日などの刻印があります。

この刻印からすると、どうやら2014年の1月に製造されたみたいです。
今年なので、まだまだ新しいですね^^

そして、もちろんのことですが、メイド・イン・USAです!!!
zi10.jpg
インサイドユニットの底はこのようになっています。

赤い英語の刻印が書かれている部分は、固めのフェルトで、こいつを持ち上げて内側の
コットンにオイルをさします。

また、左側のネジは、着火用のフリント(火打石?)を交換するためのものです。

zi7.jpg
そして、これは、ZIPPO純正のオイルとフリントです。

新品のZIPPOは、フリントは一個装着されていますが、オイルは入っていません。
この二つで700円ちょいでしょうか。
ちなみに、オイル缶はこれより大きいサイズもあります。

コンビにでも売っているほどメジャーなアイテム?です。

フリントは、予備をに2~3個ほど、インサイドユニットのフェルトとコットンの間に
はさんで置くと、すぐに交換できて良いようです。
zi5.jpg
これは、箱です。

今回購入したZIPPOは、1941年に生産が開始されたタイプの復刻版ですが、これ以外にも
様々な形のZIPPOが売られています。

ブラッククラッケルという商品名でも、1941年版じゃない現行?のタイプもありますので、
その点は注意が必要です。

個人的には、1935年版もほしいですねw
zi8.jpg
これは、上側の箱に入っている取り扱い説明書です。

ZIPPOは、電化製品屋さんもビックリの永久保障なので、故障した際は、郵送料のみ負担すれば
ちゃんと直してくれます。

また、どうしても直らない場合は、新品に交換してくれるそうです。

これの永久保障は、創業以来実施しているそうですが、凄いですよね!
ちなみに、日本の修理センターは名古屋の一宮にあるようです。

zi9.jpg
最後にオイルを充填して着火してみました~!!^^

おぉ~!ちゃんと着いた着いた!
ってあたりまえかww

やっぱりマッチとは違いますね~~ww
zi11.jpg
ということで、今回ようやく念願?のWW2タイプのZIPPOを買うことができました!

これで、イベントにいっても、上官や戦友に火を貸せますねw


あっでも、自分は永久非喫煙者なので、自宅での使用目的は、蚊取り線香への
着火になりそうですwww

よ~しバンバン蚊取り線香焚くぞ~~~~~!!wwwwwww
  1. 2014/08/12(火) 19:34:17|
  2. 大戦米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

米国海軍 MARK 33 双眼鏡

皆さんこんばんは^^
もう、、、、、、暑くて死にそうですね。。。
本日の名古屋はいったい何度になったのか・・・もう調べたくも無いですww

最近は、大学もテスト週間に突入し、自分も海外ドラマを沢山見てすごしています。(!!?)

といいますのも、とある授業の教授が、テスト前最後の時間に、「守秘義務」についての
裁判のドラマを見せまして、それが大いに面白く、家に帰って調べたところ、過去に
アメリカで放映されたTVドラマだったので、一話から見てみようということに・・・

テスト前に、そんなドラマ見せるほうが悪いんだ!!!ww
でもまあ、テスト週間は、ついつい部屋の掃除がしたくなったり、愛車のホイールを
ピカピカにしてみたりと違う方向にそれてしまいますよね^^

今期の単位がちゃんと取得できることを願っています(笑)



さて、管理人の一般人を装った私生活のお話は、ここまでにして、今日の更新は双眼鏡と軍物の
双方を混ぜた記事でございます。
最近の管理人は、収集の対象が、軍物から双眼鏡に大いに傾き、ブログの紹介も
双眼鏡のメンテ関連が多く、ミリタリーブログ?から双眼鏡ブログに変わってしまったみたい
と個人的に思っておりました。

しかし、もちろん自分は、WW2近辺の米軍が大好きな人間でして、このブログの方向性?の
変化はとてもユユシキ事態でした。
双眼鏡も好きだけど、軍物の記事を挙げないと、昔から見てくださっている皆様(いらっしゃれば。。。)に
飽きられてしまう。。。

そこで、思いついたのです。
双眼鏡と軍物の記事のUPを同時に満たす方法を!!!
それは。。。。。ただ、、、軍用双眼鏡の記事を書くことです・・・・^^

ということで、大変長くなりましたが、本日は久々に米軍実物双眼鏡のご紹介で~す!


こちらが、今回紹介するWW2中に製造、使用された、米国海軍(USN)の
MARK 33 Binocular (双眼鏡)です。

大戦中の米陸軍が使用した双眼鏡として、一番有名?一般的なのは、M3双眼鏡です。
このM3双眼鏡は、陸軍において、同形状でM8やM9、M13といった名称でも使用されており、
戦後は同じく同形状のM13A1双眼鏡が朝鮮戦争で使用されています。

M3とその他の双眼鏡で、どのような仕様差があるのか、詳細はちょっと分かりませんでしたが、
物により、左側のレンズに距離や大きさを測るレイティクルが有るものも存在します。
このブログでは、記念すべき第一回のUPにて、上記のM13A1双眼鏡を紹介しました。
(だいぶ昔の記事なので、書いていることに間違いが多いです。今後改訂版記事を載せたいと思っています。)

そして、今回紹介するMARK33双眼鏡も、陸軍のM3双眼鏡と同形状の双眼鏡となっています。
自分は、陸軍がメインで海軍については、あまり詳しくないのですが、他にもMARK3という名称の
同形状の双眼鏡が確認できました。
海軍の双眼鏡は、他の形状の物でも、陸軍とは違うMARK~~という名称になっています。

以上が、簡単なM3型の双眼鏡の説明です。
ちなみに、このMARK33双眼鏡は、昨年の11月あたりに購入したのですが、こいつを
買ったせい?で自分の双眼鏡収集に火がつき、今の双眼鏡沼ともいう状況に陥った
元凶でもありますww
1_20140725191625464.jpg
さて、これは、本体左を後ろから見たところです。
小さく6×30という刻印があります。

これは、倍率が6倍で、本体前面の対物レンズの口径が30mmということをあらわしています。

現代の双眼鏡は、オペラ用の4倍あたりの物から、6倍、7倍、8倍、10倍以上といったように
色々な倍率があり、対物レンズの口径も10mmや40mm、50mmなどさまざまです。

双眼鏡は、倍率と口径の組み合わせで、見え方が色々と変わってくるのですが、
当時の軍用双眼鏡では、倍率は6倍と7倍、口径は24mmや30mm、50mmあたりが
一般的でした。(もちろん艦艇用の大型双眼鏡など例外はあります。)

米軍を例に挙げると、下士官や将校が携帯し前線で使用するのは、小型の6×30mm、
砲兵や艦艇の見張りようなどが使用するのは7×50mmでした。
その他、日本軍は6×24mmと7×50mm等を使用しています。
4_20140725191627af0.jpg
こちらは、右側です。
ここには、メーカー名や正式名称の刻印があります。
US.NAVY BU.SHIPS
MARK 33.MOD.1
N-1943

UNIVERSAL CAMERA CORP.
NEW YORK. U.S.A.
正式名称は、MARK33双眼鏡で、1943年製造の、メーカーはNYのユニーバーサルカメラです。

米軍の双眼鏡といえば、ボシュロム社製が一番有名ですが、その他にも今回のユニバーサルカメラや
ウェスティングハウス社などでも製造されており、戦後は日本の日本光学や東京光学も
米軍からの依頼を受けて各種双眼鏡を製造したようです。

また、USNという刻印ですが、陸軍用のM3双眼鏡などには、U.S.ARMYという刻印があり、
海兵隊用のにはUSMCと入ったものがあるようです。
しかし、海兵隊は海軍と協力して作戦を遂行するので、USN刻印の双眼鏡を海兵隊の
装備として使うのもありかもしれませんね!
(自分は陸軍派ですがw)
5_20140725191628f08.jpg
これは、対物レンズの写真です。

肉眼で対象を見るのと違い、双眼鏡は、光が双眼鏡のレンズや内部のプリズムを通って、
目に届きます。
そのため、途中のレンズ面などで光が反射してしまい、最終的に目に届く光の量が
減ってしまいます。
そのため、明るい昼間の場合は、まだ良いのですが、曇りの日や夜間になると、双眼鏡の
見え方は肉眼と違い悪くなります。

この光の反射(ロス)を少なくするために、現在の双眼鏡では、レンズやプリズムの表面に
光の反射を抑えるコーティングが施されています。
しかし、第二次大戦当時は、コーティング技術がまだ普及しておらず、大多数の
双眼鏡はコーティングなしのものでした。(普及するのは戦後すぐです。)

もちろん今回のMARK33双眼鏡もノンコーティングです。
この写真は、コーティングの有無の違いを撮影したものです。
左が今回のMARK33でコーティング無し、右が戦後ニコンのトロピカル双眼鏡でコーティング有りです。

上手く撮影できなかったのですが、コーティング無しのMARK33(左)は、レンズ全体が
反射で白っぽくなっています。しかし、コーティング有りのトロピカル(右)はレンズ表面での
反射が軽減され、白っぽさがあまりありません。

まあ、リエナクトやゲーム、軍装で使用するには特に支障は無いのですが、実際に夜間や
まぶしい状況でも使用する軍ではこのコーティングの差も重要になってくるのかもしれません。

ちなみに、大戦中の双眼鏡はコーティングが無いため、レンズやプリズムが曇ったりカビたり
するという話を聞いたことがあり、自分もそう思っていたのですが、実際はコーティングのある
戦後すぐ(1940年代後半)の双眼鏡でも、曇ってしまっていたりカビが発生しているものも
あるので、コーティングではなく、防水性の低さが問題だと思います。
16_201407251929316ab.jpg


これは、MARK33双眼鏡のレンズを通してみた景色です。

夏が近づき、入道雲が綺麗ですね^^
今回の双眼鏡は、幸いにもレンズ、プリズム共に状態がよく、このようにはっきり見えます。
しかし、左側のレンズにはレイティクルは入っていませんでした。

ちなみに、双眼鏡を実際に見ると、左右の円が重なって一つの円になって見えるので
この写真のように見えることはありません。
※光軸のズレた壊れた双眼鏡だと二重に見えます。
15_2014072519180099e.jpg
これは、立ててみたところです。

双眼鏡本体は、黒塗りです。戦後のヴェトナム戦争あたり?からODに再塗装(だと思います)
した物も使用されていたようです。

本体の材質は、おそらくアルミだと思います。
手で握る部分は、デコボコの滑り止めがつけられています。
これは、グッタペルカという名前で、樹脂でつくられており、カメラなどにも使われています。


接眼レンズのアイカップは、ベークライト?プラスチック製で、戦後のニコン製双眼鏡と同じ
型のタイプです。
米軍では、別の形のアイカップも使用しています。(M13A1の記事参照)
2_201407251916255a5.jpg
裏側です。

本体に左右に並んで付いているのが、双眼鏡を首からかける革紐を取り付ける取っ手です。

また、本体上部の接眼レンズは、左右を別々にまわしてピントを合わせるIF式
というタイプです。
一般的な双眼鏡でよく見るのは、中央にピントを合わせるダイヤルがあり、それを
まわすことで左右同時にピントを調節できるCF式というタイプですが、CF式は
耐久性でも防水性でもIF式に劣っており、軍用双眼鏡は一般的にIF式が
使われています。
(日本軍等で、私物双眼鏡ではCF式も使われていたようです。)
3_20140725191626e7c.jpg
ここでは、おそらく日本軍で使用したと思われる8×25mmの双眼鏡と比較してみます。

まず、両者は形状が大きく違います。
MARK33(左)は、アメリカのボシュロム社が発明したボシュロムタイプといわれる双眼鏡で、
日本軍(右)の物は、ドイツのツァイス社が発明したツァイスタイプと呼ばれています。

まず、ボシュロムタイプの特徴は、対物レンズ部分と本体とが一体成型になっており、
形状も手にフィットしやすくなっていることです。一体成型の為、ツァイスタイプより
防水性に優れています。

一方ツァイスタイプの特徴は、対物レンズ部分と本体が別パーツから作られており
ボシュロムタイプより分解が簡単です。また、ボシュロムタイプよりは手のフィット感で
劣りますが、持つことは簡単で、人によってはこちらの方が好きな方も
普通にいると思います。
7_201407251917106c7.jpg
両方を立ててみました。

大きさでは、米軍のMARK33のほうが一回りほど大きいです。
また、日本軍で一般的な6×24mmの双眼鏡は、今回の8×25ミリよりも
小さいと思います。

いずれにしても、共に小型で、持つに疲れず、取り回しやすいので最前線で使用するには、
ちょうど良いです。
8_20140725191711e60.jpg
上から見るとこんな感じ!

アメリカ軍大好きな自分は、ボシュロムタイプ万歳!!なのですが、皆さんはいかがでしょうか?
日本軍やドイツ軍、イギリス軍の好きな方にとっては、やはりツァイスタイプこそが双眼鏡の
イメージなのでしょうか?^^

でも、結局はどっちのタイプでも双眼鏡は良いものですww
9_20140725191712323.jpg
次は、7×50mmタイプの双眼鏡と比較します!

今回用意したのは、戦後のニコンの7×50mmトロピカル双眼鏡です。
先ほど上でも書きましたが、米軍の採用していた双眼鏡は、小型の6×30の他に、
大型の7×50というものがありました。

正式名称で言うと、陸軍のM17やM17A1、海軍のMARK18双眼鏡などがそうです。
これらは、小型の6×30タイプの双眼鏡を二周りほど大きくしたもので、外見もまあ似ています。

そして、第二次大戦後は、日本光学や東京光学でも米軍に供給するために製造されたようで
民間用にトロピカルという名前で発売されました。

なので、米軍正式と瓜二つです^^
米軍正式のMARK33双眼鏡とは、親戚関係?にでもなるんでしょうかw

並べるとこんな感じです!
11_201407251917586c3.jpg
このように、レンズやプリズムが大きくなった分、6×30タイプの双眼鏡の本体を
伸ばしたようなつくりになっています。

7×50mmの双眼鏡は、視野が広く、明るいので、艦上での見張りや索敵などにも使われました。
これは、軍艦だけでなく、商船や漁船でも使われているようです。
10_20140725191713580.jpg
上からです。

初めて6×30mmの双眼鏡を手にした中学生のころは、たいそう立派で「これぞ双眼鏡!!」という
イメージだったのですが、7×50mmを手に入れた今では、とても小さくかわいらしく見えますw

大きさや迫力?で6×30を圧倒する7×50mmの双眼鏡ですが、重さでも圧倒しており
長時間手に持って移動したり、腰や首にぶら下げて前線を走り回るのは厳しそうです。

12_20140725191758e2b.jpg
さて、最後は、なんとなくですが、米軍のM1ヘルメットとのツーショットです^^

う~ん制服姿のGIもいいけど、やはりM1ヘルを被り、双眼鏡を手に持って敵情を
偵察するのもビッシッときますねwww

でも、双眼鏡を使うのは、基本下級士官や下士官だけ。。。自分は兵卒なので
夢のまた夢かな(笑)
13_2014072519175957d.jpg
以上久々に長々となりましたが、米海軍のMARK33双眼鏡の紹介でした♪
  1. 2014/07/25(金) 21:16:26|
  2. 大戦米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

訓練用 Mk II 手榴弾

皆さんこんばんは^^
毎日暑くて寝苦しいですね。。。><
大学の友人は、既にクーラーを稼動させているようですが、自分はまだまだ扇風機で
頑張るつもりです!!

さて、大学もそろそろテスト期間を迎えようとしており、いや~な雰囲気が漂う?ここの所ですが、
先日、気分転換!?も兼ねて久々に春日井にあるアーミーショップGIさんに行ってきました!

大須にあった我らが!?今井商店さんが無くなってしまってから、名古屋在住の人間に
とって米軍放出品のお店といったら、もはやGIさんしか無いのではないでしょうか?
(他に、WW2やナム戦あたりの放出品がある名古屋or愛知のお店を知っている人が
いらっしゃいましたら教えてください><)

お店の店長さんは、とても優しい方で、店員さんの態度が色々言われる事の多い軍装店の
中では、とても行きやすい、何度も行きたい良いお店です^^

今回は、そんなGIさんで購入してきたアイテムを紹介します!!
(久々の純軍物記事ですww)


それは、タイトルにある訓練用のMkⅡ手榴弾です!^^
そう!パイナップルですよ!!ww
自分は、現在これの他に、レバーが作動する、(レプリカ?訓練用?)のMkⅡ手榴弾を
二つ所有していますが、今回手に入れたのは、WW2時の物と思われる一体成型の
訓練用手榴弾です。

これが、その手榴弾の写真です。
材質は鋳鉄と思われ、重量は627グラムあります。
実物のMkⅡ手榴弾は重量が595グラムだそうですが、訓練用は、レバー部分などが全て
鋳鉄の無稼動品ということもあり、こちらの方が重いです。

色は、塗装がはげた為か黒色?で、安全ピンがついています。
海外サイトの写真では、ODに塗られているものもありました。
(安全ピンは抜いても、何もアクションは起こりません。)
1_2014071523581768b.jpg
前から見てみます。

このように、正面には穴が開いています。
底の部分に穴があるのはまだ分かるのですが、なぜこの部分に穴があるのでしょうか?
訓練用と一目で分かるからですかね?

また、この写真で分かるとおり、安全ピンは曲げられていません。
2_20140715235818531.jpg
底です。
ここにも穴が開いています。

内部は空洞になっているので、先ほどの上の穴と繋がっており、内部を
見ることが出来ます。
もちろん爆薬は詰まっていませんよ^^
3_20140715235819f14.jpg
こちらは反対側です。

フラッシュをたいて見ました!
安全ピンが飛び出しているところの下に「3」という刻印があります。

この手榴弾の刻印は、これだけなのですが、さすがに3だけでは・・・
製造年くらいは欲しかったなw
4_20140715235820d06.jpg
背面です。

通常は別パーツのレバーが一体成型になっているので、なんか斬新?というか
ちゃっちいというか・・・

でも、訓練用として、どれだけ投擲訓練に使っても壊れないつくりですよね^^
他の実物と同じつくり(実物?訓練用?レプリカ?)の手榴弾では、レバー基部が曲がったりしそうで、
とても怖くて投げられません。。。。
IMG_4321.jpg
さて、最後は、教科書wwと一緒にww

ww2米軍マニアな方なら、おそらく持っているor読んだことはあるであろう、PXマガジンのNo18の
一ページです。
この手榴弾、なんか見たことあるな~って思っていた方!!
それは、このページではありませんでしたか??ww
(な~んてっw)

同じものをゲットできると中々テンションがあがりますね^^
6_20140715235821467.jpg
以上が、久々の軍物記事でした!
この訓練用手榴弾を使って、投擲練習をやりたいな~~!!

でも、、、自分、、、実はノーコンなんです・・・
その昔戦友の持っていた火薬キャップを使うおもちゃの手榴弾で投擲練習を
していたとき、、、
戦友は見事予想落下地点に着弾し発火しましたが、、、自分の投げた手榴弾は
大きく右にそれて藪の中に消えていきました・・・

これには戦友も唖然・・・
ピンを抜いて落とすよりはマシかもしれませんが、上官殿にこってり絞られながらの
投擲練習が必要かもですw

では、暑い毎日ですが、頑張っていきましょうね~~!^^
  1. 2014/07/16(水) 00:39:59|
  2. 大戦米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

M1917 オーバーコート

※写真多くなっちゃったので注意です><!!


皆さんこんばんは!
お待たせいたしました!(誰も待ってない??><)
ブログ開設三周年記念のアイテムを紹介いたします!



それは~~~!!?

WW1で米国陸軍の下士官/兵が使用していたM1917オーバーコートです!!

この趣味を始めた中学生の頃は、WW2での一般的な米兵の野戦装備を目指して
日々奔走していたのですが、その後は、大戦時の制服を集め、そしてそれが戦前の
1930年代の制服になり、最近ではちょくちょくWW1の被服にも手を出しております。

各種雑誌やネット画像でしか見ることができなかったWW2前の制服やコートを実際に
手にできる現状は、あの頃からすれば夢のようです^^

まあ、でもあくまでWW1は余裕があれば手を出すという感じで、基本は1930年代の
制服収集が主ですので、今後ともお付き合いくださいw

それでは、本文です。


みなさんもご存知のとおり人類最初の総力戦となったWW1(第一次世界大戦)は、1914年に
勃発しました。その後は、1918年の11月に終戦となるまで、英仏独露など列強が国家の
全てをかけて、そして戦災でヨーロッパがボロボロになるまで激しく戦っていました。

一方、大西洋の向こう側にある米国は、当初は対岸の火事として中立を保ちます。
しかし、いよいよ参戦は避けられなくなり、ついに1917年にWW1に参戦しました。

この時、ヨーロッパに渡った米軍兵士(DoughBoy)が来ていた軍服が、M1912サービスコートと
M1912サービスブリーチズなどのウール製の詰襟軍服、そして今回紹介するM1917オーバーコートを含める
ウール製のオーバーコートでした。

WW1で米軍が使用したオーバーコートは、参戦前から作られているM1907オーバーコート、
今回紹介する戦時生産型のM1917オーバーコート、そして戦場での使いやすさや生産性を
向上させたM1918オーバーコートの三つです。

M1907コートは、参戦前の製品なので、各部の作りが細かく、M1917では参戦の為に、M1907の
各部を少し簡略化しており、M1918では徹底的に各部の作りが簡単になっています。

このような、オーバーコートですが、来年2014年はWW1開戦100周年と、ほぼ100年前の
製品ということもあり、状態の良いものは中々出てきません。
しかし、今回運良くデッドストック品を入手しましたので以下で画像を交えて
各部を見ていきたいと思います。



こちらが、入手しましたM1917オーバーコートです。
デザインは、後のWW2で使用されるM1937M1942オーバーコートと似ており、それらが
このコートの子孫?であることがわかります。

しかし、違う部分もあり、襟の作りは下に着る軍服と同じように襟元をホックで閉じる詰襟(折襟)と
なっています。また、襟を閉じて着用するのが基本のため、ボタンの位置もWW2タイプよりも
少し上に付いています。

また、WW2タイプでは肩にエポレットがついていますが、WW1タイプにはエポレットがありません。
これは、WW1前のM1907コートでもついていなかったみたいです。



また、これは下でも書きますが、後のM1918オーバーコートとの違いは、袖についている
タブと着丈の長さ、生地質(M1918の方が粗くなるようです。)などです。
記念40
こちらはフラッシュありの写真です。

色は、WW2タイプの茶色っぽいODではなく、カーキも加わったWW2タイプと比べて明るいOD
となっています。
しかし、これは製品によっても多少の差があるようです。

ボタンは、黒染めの金属製です。(下で詳しく書きます。)

材質は、ウール100%、生地は起毛(ラシャのような)されたウールです。
生地の重さは、WW2の32オンスよりは薄く、質も低いようです。
ここらへんは、戦時生産品だからかもしれません。

M1907やM1918コートが手に入りましたらまた追記したいです。
(M1907コートは厳しそうですが・・・)

記念41
背面です。
こちらも基本的なデザインは、WW2タイプと変わりません。

ベンツはセンターで、腰にハーフベルトがあり、ボタンがついています。

アイロンでもかけてもっとピシッとさせたいですね^^
記念43
こちらもフラッシュありです。

WW2の制服やコートは、戦争後半の省力型のプラボタンが出るまでは、金ボタンで豪華ですが、
WW1の制服やコートは皆、この黒染めの金属製か茶色の樹脂製で、正直地味です。。。
でもまあそれがいいんですが??w
記念42
これは、襟を立てたところです。
襟の立て方については、また下で書きますが、襟の下には両方の襟を留める布タブがあり
極寒時はこのようにして寒さから身を守ります。

しかし、個人的に、質の良いWW2のコートでも襟を立てて着用すると首や顎がウール生地で
擦れて赤くなります。。。(自分はウールアレルギーではありません。)
絹のマフラーでも欲しくなりますねw

記念44
また、このように襟を立てることで、ようやく一番上のひと組のボタンが見えます。

ボタンの数もWW2と同じ前4組み(8個)、後ろ一組(2個)です。
記念45
こちらは、地面においたところです。

やはりなんというか古めかしい雰囲気ですね。。。w
現在世界最強を誇る米軍のコートとは思えない一種のかわいさ?がありますw

ちなみに、この米軍のオーバーコートの襟がWW2タイプのように開襟になるのは、
M1926サービスコートと同じ1926年のようです。

しかし、、、、自分はこのM1926オーバーコート?とでもいうべき兵用の
コートを見たことがありません。
WW2でも使用される将校用のオーバーコートはM1926と付いているので、兵用も
あると思うのですが。。。う~ん調べなければ。。。

記念
襟元のアップです。

襟にはホックがついているので、しっかり閉じられています。

また、WW2タイプと比べて襟の大きさも少し大きい様です。
記念2
背面です。

WW2で使用されたコートの生地は、こちらと同じく起毛されたウール生地なのですが、
何故かWW2の方がよっぽど暖かく思えます。

また、裁縫の技術も1910年代のしかも戦時生産品なので、低い気がします。
記念4
これは、腰のハーフベルトです。

ボタンは正面と同じ金属製の黒染めで、表に米国の国章が打ち出された米軍お馴染みのボタンです。

作りはほぼWW2タイプと同じですが、戦時生産品だからか、1910年代の製造法なのか
生地は切りっぱなしで縫われており、その為折り返してあるWW2タイプより薄いです。

しかし、すぐにほつれたりしないので大丈夫です。

記念5
ベルトは飾りではなく、このように外すことができます。

その為、留める位置を変えることで若干ですが、サイズを変更することができます。
裏には、カーキのコットン裏地がついています。

ちなみに、写真で言う右側のボタンですが、向きが逆さまに取り付けられていたりと
結構おっちょこちょいです。しかし、糸は他のボタンや縫い糸と同じ綿糸なので
戦時生産ということで不慣れな人が縫い付けたのかもしれませんねw
記念6
これは内部の内張りです。

WW2タイプや各国の兵用外套と同じように裏地は腰までしかつけられていません。

また、これは個体によって違うのだと思いますが、ポケットの袋は色違いの綿生地で
作られています。
記念20
袖もひっくり返したところです。
このように、袖にもカーキの裏地がついています。

また襟元で光っているのは、襟を閉じるためのホックです。
記念39
これは左身頃裏です。

WW2タイプのコートは、ポケットは腰ポケットのみですが、このM1917コートでは
贅沢?にも、内ポケットがついております。

着用中に合わせのボタンの間から手を入れれば出し入れできるんでしょうか?
実践したことがないので、ちょっとわかりません。
記念26
ポケットの大きさですが、正直そこまで大きくなく、いいとこタバコが一箱ではないでしょうか?
大きめの手帳などは無理そうです。

また、ポケットの内部の生地は、明るいグリーンのコットン生地でした。

記念30
これは、襟の真ん中です。

このように、ちゃんとループが付いております。
ここらへんの手抜きはないですね^^
記念27
これは、左身頃の襟ホックです。

サービスコート(制服)のホックは上下のダブルホックですが、コートは、このような大型の
ホックが一対ついています。

材質は鉄でしょうか?
ですが、サビはなく非常に状態がいいです。
記念28
右前身頃のホックです。

こちらも錆びなしです。
また、ここは手縫いで作られていることがよくわかります。
戦時生産といっても手間がかかりますね><
記念29
ホックをかけた所です。

WW2タイプのコートでも襟を閉じることによって詰襟状態にできますが、
やはりこのホックがないとピシッとしません><

このようなホックは、他国のコートでも見かけますね^^
記念3
これは、襟の裏側です。

ここもWW2タイプにない特徴で、襟を立てた時に留められるようにボタンと布製のタブ
がついています。

ちなみに、WW2タイプではこのタブとボタンの組み合わせが襟から裾に移り、
風で裾がめくれないようになっています。


この写真はタブを収納している状態です。
記念17

反対側の襟裏です。

こちらはタブを固定するボタンのみです。

将校用のコートでは、このタブが取り外し式になっており、普段は右前身頃内側に
留めておくといった物もあります。しかし・・・失くしやすそうですよね・・・
記念18


これは、タブを使って襟を閉じたところです。

このようにすることで襟がしっかり立てられるようになっています。

しかし・・・個人的には、写真左側のボタンがもう少し左側にズレないと
きちんと襟を貯められない気がします。。。

ここらへんも戦時生産だから???
まあ、自分で糸と針で縫い直せば済むのですが、実用する予定もないので
このままオリジナルの状態で保管しようと思います。
記念19
さて、襟の次は、内装腰部分にもどります。

WW2タイプのコートは、右前身頃の内装のふちにQMタグが縫い付けられていますが、
M1917コートでは、同じ内装ふちでも、左後ろ身頃となっています。

このような感じで縫い付けられています。
記念21
タグ詳細です。

メーカーは、ニューヨークにある「PROSER BROS.」
製造年は、1917年の10月23日です。
契約番号は1267です。

また、WW2の被服では、フィラデルフィアQMデポのタグが多いのですが、
こちらはニューヨークのデポとなっております。

紫色のインクは、検査官の印鑑です。

1917年10月ではAEFもまだ本格的に戦い初めてない頃なんでしょうね。
記念22
この画像の白いもこもこ布は、コートの内張りと本体の間に縫い付けられている保温材?wwです。

他の雑誌で見たM1918コートでは、これが、水筒カバーの内張りのような
粗い灰色の再生ウールでしたが、こちらは、白い起毛した生地となっています。

でも、写真で見る限り、M1918の再生ウールの方が厚みはありそうww
記念24
反対側は起毛されていません。

しかし、、、これってもしかしてコットンでしょうか?そんな気がします。
せめてウールにして欲しかった・・・
記念25
これは、外側から見たポケットの部分です。


このように、ポケットの袋を縫い付けているステッチが見えています。
この仕様は、後のWW2タイプにも引き継がれており、これほどじゃありませんが、ステッチが見えます。

また、日本のダブルボタンの外套も正面にステッチが多く見えた気がします。
記念13
ポケットです。

ポケットの形は、WW2タイプと同じスラッシュポケットで、雨蓋はついておらず
手を差し込む感じです。

しかし、ここもパーツが切りっぱなしで、WW2タイプと比べてくォリティが低いことがわかります。

記念14
ポケット内側です。

ここの作りはWW2タイプと同じで、コートの内部に手を入れられる貫通ポケットになっています。

ちなみに、ポケットの袋部分とまち部分では生地の色が違っており、メーカーによる
生地の混用だとおもいます。


記念31
ボタンです。

このボタンを使って、貫通ポケットの機能を閉じたり開いたりできます。
ちなみに、このボタンは、サービスコートのエポレットやポケットに使われているボタンで
色は黒染めとなっています。

WW2タイプのコートでは、ここのボタンは茶色の普通の四穴プラボタンになっています。
記念32

ボタンを外し貫通ポケット状態にしたところです。

この貫通ポケットはいつも写しにくくて困るのですが、コートを着たまま、下に来ている
制服やズボンのポケットに手を突っ込めるので便利です。
記念33
これはベンツです。

WW2タイプでは、ここに三つのプラボタンがついており、ベンツの開き具合を
調整できますが、M1917コートではまさかの無しですww

東独の末期型コートでもボタンだけはついていたので、何もないさっぱりしたベンツに
ビックリですww

でもまあ、開いている限り動きやすいので問題ないです。

記念9
これは、左前見頃内側裾です。M1917コートでは、ここに、このようなボタンがついています。

これは、着用した際に風で前合わせが開くのを防止する裾留めボタンで、右前身頃裾にある
ボタンホールと一緒に使用します。

先程も書きましたが、WW2タイプでは、この裾開き留めの機能は、コート内側膝あたりに
取り付けられた布タブとボタンで行うようにかわりました。

まあ、文章で書いてもよくわからないので、上でリンクを貼ったM1937かM1942コートの
生地を見ていただければ早いです。

記念35
これが、右前身頃裾にあるボタンホールです。

このような裾のボタンホールは日本やドイツのコートでも見られますが、あちらは
裾が邪魔にならないように巻き上げるのが目的ですので、違います。
記念36
このように前に裾を留めます。

しかし・・・冬場に軍用オーバーコートを着用した経験から言わせていただきますと、この位置で
裾を止めると、足が当たったりして歩きにくいと思います。

やはり、WW2タイプのように、膝あたりで留めるのが無難かと・・・
記念38
これは、袖先部分です。

このM1917コートの最大?の特徴が、この袖先についた布タブです。


これは、寒い時に袖口を小さくするために使うもので、タブはボタンによって固定します。

このタブとボタンの組み合わせは、戦時生産の簡略対象になったようで、後のM1918コートから
廃止されてしまい、両者を見分けるカンタンなポイントとなっています。
(しかし、厳密には、生産移行期?にそれぞれタブがあったり無かったりがあるそうです。)
記念10
ボタンを外したところです。

やはり寒い日は袖口を絞らないと空気が逃げたり入ってきたりしてしまいますよね!

しかし・・・この個体は欠品しているのか、肝心の袖口を絞るためのもうひとつのボタンが
見当たりません・・・

しかも両袖とも。。。
両袖ともボタンがないあたり、欠品ではなく元からこの仕様、、、つまり飾りの可能性が
高いようです。。。

ちなみに、このタブも端は切りっぱなしです。

記念11
これは、このコートの正面と背面に使われているボタンです。

米軍の制服用ボタンには小、中、大の三つがあり、これはその大にあたります。
ちなみに、大はオーバーコートにしか使用されていません。

表面には、国章が打ち出されています。
記念15
裏です。
普通は、ここにも補強の溝やメーカー刻印があるんですが、これには何もなく
フラットな印象です。
悪く言えばちゃちです。。w
記念16
これは、コートの裾です。

裾ももちろん切りっぱなしです。

もっとも、裾を切りっぱなしにするのは、日本軍でもみられ、シラミ防止の意味合いがあったようです。
米軍の場合も同様でしょうか?
それとも・・・簡略化?ww


記念37
これは、WW1とWW2の米軍の兵用コートを比べたところです。

左がWW2タイプのM1937で右が今回紹介しているWW1のM1917です。

どうでしょうか?
開襟と詰襟なので、パッと見の印象は違いますが、各部のデザインは
ちゃんと引き継がれています。

しかし、こう比べると詰襟は窮屈で圧迫感があるのに対し、開襟はやわらかさが
あると思います。
こんなに長々とM1917コートの記事を書いておきながら申し訳ないのですが
個人的には、開襟のM1937コートの方が好きです^^
記念46
フラッシュで撮影してみました!

両者の色の差はこんな感じです。

やはりWW2タイプの方が茶が濃く、WW1は薄め?カーキが入っています。
記念47
背面です。

こちらはほとんど変わりませんね^^

でも、M1917は、塹壕戦であるWW1で使われたコートなので、若干着丈が短めにできています。
M1918はこれより短いようです。
記念49
フラッシュありです。

やはり金ボタンにはかないませんね^^
また、こうして写真を見ると、M1917コートよりM1937コートの方がズッシリしている
感じが伝わってきそうです。
記念50
今度はどちらも詰襟にして撮影してみました!

こうすると、そっくり?なのでは?^^

ただ、先程も上で書いたように、詰襟と開襟の違いから両者のボタンの位置は違います。

うん。なんか二人のDoughBoyが並んで話をしているみたいですww
記念51
最後は襟のアップです。

やはりM1917の方が若干襟が大きいですね。
これならロシアの冬でも大丈夫かな!!??

そうえいば、超マイナーですがシベリア出兵だったら日米も一緒に戦えるかも??
あまり詳しく調べていませんが、あまりにマイナーすぎて乗ってくる人はいなさそうですね・・・
記念52
以上長々となってしまいましたが、三周年を記念した個人的にはビッグなアイテム
「M1917オーバーコート」の紹介でした!

次回は、、、旅行記を挙げたいです。でも、、、写真多いな・・・

ではでは~^^

  1. 2013/12/19(木) 23:42:37|
  2. 大戦米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。