K.K.MFG.CO.

大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

日本光学 7倍50mm双眼鏡

皆さんこんばんは^^
大学生も三年生になると、随分と授業数が減るもんですねw
ということで、これからはボチボチ更新していけそうです!!
(単位はしっかりとってますのでご安心ww)

さて、前の記事でも書きましたが、最近は軍装もやりつつ双眼鏡戦線を拡大させております。
思えば、軍装を始めたばかりの貧乏中学生の頃、双眼鏡は高嶺の花で
いつか手に入れると心に誓っていました。

しかし、ある日骨董市で偶然にもM13A1双眼鏡を格安で入手し、その後同型の日本光学の
双眼鏡も手に入れることで、価格的な負担もあり双眼鏡熱はひとまず落ち着いていました。

それから、数年の月日が流れ、大学生になり、アルバイトによって軍資金を確保できるように
なった昨年・・・ついに思い出して?しまったのです。双眼鏡の良さをww

事の発端は、前にも書きましたが、久々に米軍の6×30双眼鏡を入手したことです。
その後、昔からの夢だった7×50双眼鏡を入手したことで爆発しました(笑)

その後は、米軍実物双眼鏡の他に、米軍同型の日本光学の双眼鏡や、旧日本軍の
双眼鏡など色々と手を出してしまいました^^

しかし、年代物の双眼鏡を色々入手していると必ずぶち当たる壁があります。
それが、レンズやプリズムの汚れです。
レンズやプリズムにカビやクモリ、ゴミが付着すると視界が悪くなり性能を発揮できません。
また、視軸のズレ、可動部分のグリスが切れたり固まることによって使い物に
ならなくなっていたりします。

でも、それを修理できれば、お安く(実際はそこまで安くないこともありますがw)入手
することができるのです。

ということで、だいぶ長くなりましたが、今回は先日入手した日本光学(現ニコン)の
製品である、7倍50mm(7×50)の双眼鏡を紹介&修理していきたいと思います^^



こいつが、その双眼鏡です。
形は、昔ながらの双眼鏡で、対物レンズの筒部分と本体の間に継ぎ目がある?
ツァイス式と呼ばれるものです。

第二次大戦中の各国の双眼鏡は大抵このツァイス式で、日本軍の6×24や、独軍の6×30、
英軍のそれも大きさこそ違えど、この形です。

一方米軍は、一部ツァイス式の双眼鏡も使用していますが、官給品の主力は
対物レンズの筒部分と本体の間に継ぎ目のない一体成型のボシュロム式と呼ばれる
双眼鏡を使用しています。

ちなみに、この双眼鏡は、MASHさんのHPにて、米軍の放出品として過去に販売されており
米軍の装備品として使用できる?という淡い期待と日本光学好きw(エセですが)という
理由から購入しました。

しかし、内部はクモリや汚れが多く、メンテナンスが必要だったので、掃除してみました^^
ちなみに、、、この双眼鏡は現在複数台所有しているのですが、外観も傷が多めの
こいつからの紹介になるというww
キレイ10
こえは、届いたばかりの日にレンズの状態を撮影したものです。

よりによって曇りの日に撮影した為、レンズが曇っているのか微妙ですが、視界は悪いです。
キレイ
家の中でも撮影してみました!
またまた登場我が家のカレンダーwww

ここであらためてレンズやプリズムがクモっていることがわかります。

もちろんこの状態でも見ようと思えば遠くを見ることができるのですが、やはり・・・
見にくいですよね><
キレイ3
これは、双眼鏡を分解した時の内部の写真です。
プリズムにクモリが出ているのがわかります。

グリスか何かが原因なのでしょうか?
日本のような湿気の多い環境は双眼鏡に向いていないようです。
キレイ4
これは、接眼レンズを外し、本体についているカバーを外した状態です。

写っているのがプリズムです。
双眼鏡には、合計四個のプリズムが入っており、これで、レンズを通して逆向きに
写ってしまう景色を正常な向きに直しています。

古い双眼鏡では、このプリズムが汚れていることが多く、洗浄は必須です。
ただ、プリズムは元あった場所に同じものを同じ向きで入れた方が、後の視軸の調整が
簡単なようですので、向きなどが分からなくならないように、印(番号)をつけます。

自分は鉛筆で書いているのですが、これは戦前の双眼鏡をバラして学んだものです。
最新の双眼鏡は分かりませんが、戦前の職人さんはプリズムに番号を付けることが
多かったようです
キレイ5
これは、対物レンズの筒を外したところです。

こちら側のプリズムも洗浄し、対物レンズもフキフキします。

ちなみに、自分は今まで何回かこれと同じ双眼鏡を掃除してきたのですが、
何故か今回の物以外のニコンの7×50は対物レンズの筒が外れません・・・

他社製品(東京光学など)の7×50ツァイス式は、対物レンズの筒を固定する
小さなネジが本体についていたりするので、ニコン製も有るのかと
思っていたのですが何度探してもありません。

また、今回の双眼鏡は、入手時より筒部分が軽く緩んでいたので直ぐに外せました。
ただ、やはり固定ネジなどは無かったです。

となると、やはり昔のグリスが固まって手で回せないだけなのでしょうか・・・
そうだとすると、熱を加えれば緩むと思うのですが、双眼鏡を温める
加熱器具なんて持ってないし・・・・ハンダゴテでも使うしかないのかな(笑)
キレイ6
これは、洗浄し終わったプリズムをはめ込んでいるところです。
上の写真と比べてプリズムが綺麗な事がわかります^^

プリズムの洗浄は、お湯と洗剤を使って行っています。
また、最後に無水アルコールを使って洗い、研磨剤なしのレンズ用クロスで磨いています。

ちなみに、双眼鏡のレンズやプリズムには、戦後辺りからコーティングが施されています。
(日本は戦後から、米国などは戦中にもあったようです。)

これは、双眼鏡に光が入る過程で反射して殺してしまう光を少なくし、視界の明るさや
シャープさなどの双眼鏡の性能を上げる為のものです。

コーティングが施されているかどうかは、レンズやプリズムを蛍光灯に照らしてみると
わかります。施されていれば、レンズに映る蛍光灯が青っぽかったりします。

このコーティングは、触ったり擦ったりすることで傷ついてしまうのですが、
昔の双眼鏡は現在出ているマルチーコートという高級で繊細なコーティングではなく
モノコートというマルチコートに比べれば頑丈なコーティングがされているので、
洗浄などをしても大丈夫と思われます。
(というより、洗わないとコーティングどうこうより見えないww)
キレイ7
さて、そんなこんなで洗浄が完了しました!!
これは、さっき撮ってきた夜景です。

夜で暗いのに、クモリ等の汚れがなくなったので、しっかりと見えます^^

ちなみに、記事化に当たりいろいろな作業の写真を省略していますが、視軸合わせや
グリスアップ、レンズの洗浄などもしてあります!

また、双眼鏡において一番難しいとされる視軸合わせですが、これは、プリズムの位置を
微妙にずらして行います。
これが、職人技で素人がやろうとしてもそう簡単に合わないのですが、ニコン製の
双眼鏡は、プリズムがはめ込む枠にピッチリ収まり、簡単に合わせられる印象があります。

戦前の日本の双眼鏡は、ハメこむ枠が大きく、プリズムをどの位置に置けばいいのか
本当に大変でした・・・

なので、ニコン製の双眼鏡をお持ちの方は、ご自分で洗浄されるのもいいかもしれませんね^^
(といっても自分は7×50トロピカルと今回の7×50しか直していませんが・・・)
キレイ8
上の夜景では、綺麗になったといっても暗いので、お部屋のカレンダーで確認です!

クリヤーな視界に戻りました^^
自分としては、これで大満足です♪
(双眼鏡マニアの方には怒られちゃいそうですがww)
キレイ9
ここからは、本体の写真です。

ネットで色々読んでいると、現在の世間の双眼鏡のイメージといえばボシュロム式
なんだそうですが、個人的にはこのツァイス式がザ・双眼鏡といった感じがします。

でも、自分は米軍好きなので、双眼鏡もボシュロム式の方が好きなのは秘密ですww

本体には、滑り止め、グリップをよくするために、グッタペルカという凸凹?ザラザラ?
の素材が巻いてあります。革ではありません。
キレイ16
立ててみました。

この形だと、やはりU.S.ARMYというよりは、帝國海軍といった感じがするのは
自分だけでしょうか?
旧海軍といえば、同じく7倍50mmの「ノバー」双眼鏡が有名ですが、
こいつも基本的な形や大体の大きさは変わらないと思います。

ちなみに、この双眼鏡は、ピントを左右のそれぞれの接眼レンズで合わせるIF式
というタイプになります。
民間用の双眼鏡では、すぐにピントを合わせられることから、中央のダイヤルで
左右いっぺんにピントを調節するCF式が主流ですが、軍用では、防水性が高いこと、
CF式より壊れにくい事などから、このIF式が主流です。

なので、軍装にはIF式双眼鏡を用いたほうが良さそうです。
(将校の私物などでCF式もあるようですが。)
キレイ11
これは、刻印です。
J-B7は、内部のレンズやプリズムが日本光学製であることを示しています。
これは、J-Bコードといって、主に輸出用の双眼鏡に刻印されているんだそうです。

確かに、自分が持っている同型の双眼鏡でも、このJ-B7の刻印があるものと無いものの
二種類があります。
しかし、J-B7の刻印がある物の方を多く所有しているので、本当に輸出用なのか
時期によって刻印されていないだけなのかは、まだちょっと分かりません><

また、反対側には日本光学のロゴがありますが、こちらにはニコンとあります。

7×50は、倍率が7倍で、対物レンズの口径が50mmという意味で、7.3というのは
視界の広さを表しています。
キレイ12
NIPPONKOGAKU(日本光学)のロゴです。
戦前の双眼鏡ではアルファベットではなく、漢字で書かれており、社名をニコンに
変更したあとはこの名称とロゴは用いられなくなりました。

個人的には、このロゴが大好きです^^

下はシリアルナンバーです。

キレイ13
これは、接眼レンズとピント調節用の握り部分です。

実際に目を当てて除く接眼レンズ周辺には、ベークライト製のカバー(目当て)が
つけられています。
最近の製品では、この目当てがゴム製にになっており、より見やすくなっています。

しかし、第2次大戦中の双眼鏡を基準に考えると、目当てはこのようなベークライト製
が普通なので、自分もこの古いタイプがお気に入りです^^
キレイ14
後ろから見たところです。

左右の本体をつなぐ中央部分には、目幅に合わせた本体の開き具合が
どの程度なのかを示すメモリ入りの蓋が付いています。
キレイ15
最後に、専用ケース(ストラップ欠)と革ネックストラップと共に!

ケースはMASHさんのページの物より古い時代のもののようで前面にNikonの
ロゴがありません。
7×50トロピカル双眼鏡の革ケースは、ロゴなしが普通なのですが、
今回の7×50双眼鏡のケースはいつもロゴが入っていたので驚いています。

ネックストラップは、茶革製です。
物によっては、黒革製だったりするので、製造時期の違いかもしれませんね。
キレイ17
さて、これで無事に掃除が済んだので、今後は出動の機会を、
気長に収納庫で待っててね~

ちなみに、カテゴリは、MASHさんの米軍でも使用されていたという言葉を
信じて、時代はちと昔になってしまいますが、朝鮮米軍のカテに入れさせていただきます^^
スポンサーサイト
  1. 2014/04/25(金) 00:53:35|
  2. 朝鮮米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

M1950 ギャリソンキャップ (夏季用)

こんばんは。
またしても、だいぶ空いてしまいましたね・・・

最近は、FC2画像縮小のあまりの時間のかかりように、更新する気が失せていたのですが
別の方法が意外とアッサリ見つかったので、これからは、更新頻度が上がるかもですw

さて、今回更新するのは、久々の朝鮮米軍のカテゴリです。
最近は、WW2前の制服や装備を集めるようになったので、ますます収集物が減ってきている
朝鮮戦争時の米軍アイテムですが、この度ギャリソンキャップを入手しましたので
紹介します♪
(ギャリソンキャップは記事を書くのが簡単だからというのは秘密ですw)



これが、M1950ギャリソンキャップ(夏季用)です。
形状は、WW2でいう後期型にあたる角張ったタイプです。

このタイプは、被ると両端がピンと立つので、丸っこい前期型とはかぶった際の印象が異なります。

材質は、コットンで、色はチノシャツ等と同じカーキとなっています。

制服と合わせるとしたら、M1945チノシャツ&パンツといったところでしょうか。
これらは、ちょうど中田商店さんでレプリカが売られていますね^^

また、ギャリソンキャップの特徴?として、こちらの面には、折り返し?があります。
(写真で言う右端の重なっている部分です。)
50ギャリソン
反対側です。

ギャリソンキャップには、着用者の兵科を示すために生地の縁に兵科色のパイピングを
縫い付けます。
しかし、パイピングは、製造時に付けられるものではないので、実際にはパイピング無し
で着用している例が多いです。

これはデッドストックなのでパイピングはありません。
50ギャリソン2
中です。

シンプルな内張りのない作りで、生地の端はかがられています。

また、汗革は、革ではなく綿製です。
WW2時にも革製、綿製の両方が見られます。

革製は高級感?がありますが、洗濯の面を考えると綿製の方が便利ですね^^
50ギャリソン3
タグです。

正式名称にM1950となります。
サイズは、7-1/4で、約58cmです。

採用は1950年12月5日なので、開戦後約半年といったところでしょうか。
製造日は1952年1月8日です。

個人的には、戦後のカーキギャリソンキャップというと、占領軍の印象が強いのですが
採用年や製造年を考えると最後の方になってしまいますね。。。

いつかは進駐軍も再現してみたいです^^
50ギャリソン4
以上が、M1950ギャリソンキャップでしたがどうでしたでしょうか?

一応冬期用のウールタイプもあるので、またそちらも紹介したいです♪


ではでは~^^
  1. 2013/09/17(火) 19:16:16|
  2. 朝鮮米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

M1945 ウール・サージ・フィールド・トラウザーズ(乗馬タイプ)

こんばんは。
ようやくの更新です!!

最近は気温もぐんぐん上がり暑いですね!
自分は冬好き人間なので、ここのところは暑さでまいっています。。。。w

まあ、そんなわけ?でなかなかブログを更新する力が出なかったわけですが、
今日こそはやります!!ww


今日紹介するのは、すこし変わった?M1945ウール・サージ・フィールド・トラウザーズ(以下M1945
トラウザーズ)の乗馬ズボンタイプです。

M1945(以前P1945とも書きました)トラウザーズは、WW2終結後の1945年12月20日に採用された
米軍の下士官/兵用のウールトラウザーズです。(採用日からカテは久々の朝鮮米軍ですw)

形状、使用布地、色など、戦時中のM1944トラウザーズと殆ど同じですが、戦後(平時)に合わせて
マイナーチェンジされています。

M1945トラウザーズ自体は、戦前&戦中のM1937やM1944と比べて現在でも入手しやすいです。
ただ、入手しやすく、戦後品であるが故に自分はまだ入手していません・・・
(今後入手しましたら、比較の為すぐアップしますね♪)



さて、以上が通常のM1945トラウザーズについての簡単な説明ですが、今回入手したのは、
(乗馬タイプ)とあるように、トラウザーズからブリーチズに改造されています。

これが、その乗馬タイプのM1945トラウザーズです。
ご覧のように、ひざ下が絞られるブリーチズに改造されています。

元々は通常のM1945トラウザーズだったので、色はOD-33、布地は18オンスウールサージです。
ODライトシェードのブリーチズは見慣れていますが、OD-33は初めて?なので新鮮ですw

そういえば、過去にもトラウザーズ改造のブリーチズを、紹介しましたね!
ジョバウル
たたんでみました。

元がトラウザーズなので、本物のブリーチズよりは細身です。
裾はボタン留めで将校用みたいですね^^
ジョバ17
背面です。

ブリーチズの背面は、又下にシワが寄ってしまいますね・・・
何度やっても難しい。。。><

ちなみに、ブリーチズは、乗馬ブーツを履きやすくする為に、ひざ下がぴっちりした作りになっています。
ジョバ2
ヒップポケット&ウエストのアップです。

M1945トラウザーズなので、両方のポケットにフラップがついています。

また、M1926ブリーチズは背面中央のベルトループが無く計6本ですが、これは元トラウザーズなので
中央もありループは計7本です。
ジョバ3
フラップ裏です。

裏地は、コットンで、色は(戦前と同じ)緑です。
裏地の色は、1930年代前半は、緑が多く、後半からWW2ではカーキ、戦後はカーキも使われていますが
緑が多いようです。
また、この緑も戦前の緑より濃かったり、裏地がコットンからレーヨン?に変更されたりしています。

ボタンは、WW2後期から使われているこげ茶のプラボタンです。
ジョバ4
正面です。

左右にある腰ポケットはM1945なのでスラント(斜め)ポケットです。
なので、縦のスラッシュポケットよりかはM1926ブリーチズのポケットに近いですw

着用して右前には、フォブポケットがあります。
前側のベルトループは二本です。
ジョバ5
開いたところです。

ボタンは、全て同じ大きさのこげ茶のプラボタンで、最上段のみ露出しています。
また、M1945トラウザーズから、ガスフラップは省略されたので、どちら側にもついていません。

ジョバ6
ボタンのアップです。
先程から繰り返しているこげ茶のプラボタンで、WW2後期のM1944トラウザーズや、戦後のHBT作業着など
戦争後期~戦後にかけて多く使われています。

ちなみに、このトラウザーズに使用されているボタンは全てこれです。
ジョバ19
ボタンホール側です。

このように、別布タイプのガスフラップを切り取った跡がなく、もとから付いていなかった事がわかります。
ジョバ7
内装です。

戦中と同じで白のコットンです。
ウエスト周りについているボタンは、サスペンダーを連結するためのものです。

ジョバ8
サイズスタンプです。

戦前はサイズスタンプがないので、このようにハッキリ押してあると嬉しいですww

55-T-354がストックナンバーで30-33がサイズです。
しかし、戦中のM1944トラウザーズのストックナンバーで55-T-350や55-T-355があるので
戦後品のM1945が何故55-T-354なのか気になります。
ジョバ9
これは、QMプリント?です。

WW2では、QMタグですが、戦後からこのように直接プリントするタイプも採用されました。
薄れていますが、情報は以下のとおりです。

正式名称「Trousers,Field,Wool,Serge,O.D.-33,18oz 」
Spec,はNo8-152
採用年月日は、1945年12月20日
製造日は1948年10月29日
(確か、1949年に新しいM49トラウザーズが採用されていはずです。)
素材は100%ウールのようです。

ちなみに、したの方にミスなのか正式名称のプリントが見えますねw
ジョバ10
これは、膝上の部分です。
本物の乗馬ズボンや、M1926ブリーチズなどは、この部分に擦り切れ防止用の補強布が
ついています。

乗馬をすると、この部分が鞍や馬?にあたって擦れるので、乗馬をすることを前提にしていれば
補強が付いているはずですが、これにはありません。

自分は入手当初、この改造は戦後に放出品を日本人が乗馬用に改造したのかなと思っていました。
しかし、上記のとおりこの乗馬ズボンでは乗馬をする事はできません。

となると、残る乗馬ズボンの使い方は、軍人が乗馬ブーツと合わせて制服として使う事くらいでは
ないでしょうか?

そう考えると、戦後に進駐軍の兵士が日本の仕立て屋に改造を依頼して、ブーツと合わせて
使っていたのでは!?

な~んて夢が膨らみますねw
でも、実際にこのズボンが兵士によって改造を依頼されたのか、戦後に腕の立つコレクターが
改造したのかは、もうわかりません。。。

しかし、改造した人は良い腕の持ち主だったことは分かります。
ジョバ18
これは、裾です。

官給品であるM1926ブリーチズは紐留めですが、これはボタン留めです。
しかし、将校用でよくある小さなボタンが沢山ついているものでは無く、5つボタンとシンプルです。
ジョバ12
アップです。

ボタンは、赤みの入った茶色のボタンで、日本臭ただよう物です。
(あとは全てアメリカ産だけに、ここだけ違和感ですw)
しかし、ボタンの縫い付けは足を作ってあり、丁寧です。

また、裾の先端は、米軍のカーキのコットン生地(裏地の)で処理してあり、雰囲気がいいです。
わかっていますね~~w
ジョバ11
開けてみました!

裏はこのようになっています。
生地の端はロックされており、ほつれてきません。

また、最上段のボタンの上の生地が重なる部分には、ステッチで補強がされています。
ジョバ13
これは、ボタンホールです。

驚くことに手縫いです!
テーラーなどは、未だに手縫いでボタンホールを作るそうですが、とても手間がかかります。

しかし、涙滴型?のボタンホールがうまくできていますね!^^
ジョバ14
裏側です。

こちら側は、表ほど綺麗には出来ていない様子w
テーラーではないのかな?

しかし、ボタンホールの機能はしっかり果たしています。
ジョバ15
最後に、裏地の色の違いを比較です。

このように、裾先に使われているWW2でお馴染みのカーキ生地と、ポケットの緑裏地は全然違います。

今後は、戦後のレーヨン?タイプも比べてみたいですね!
ジョバ16
さて、以上が少し変わったM1945トラウザーズの乗馬タイプでした!

しかし・・・これが実際に制服として使われていたのだとしても、時期的に合わせるのは
アイクジャケットですよね。

そして、ブーツはM1940タイプでしょうか?日付的にはM1948ブーツもいけそうですが、あれは
丈が足りないですし・・・

う~んでも、アイクに乗馬ズボンって・・・なんか違うような・・・・

名案を思いつくまでクローゼットで眠っててね~~w

業務連絡 忙しいので、メールなどは返信が遅れると思います><!すいません><!


  1. 2013/05/17(金) 19:18:26|
  2. 朝鮮米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

下士官/兵用制帽 (戦後型) 

皆さんこんばんは♪
今日は「なんちゃらデー」でしたねww

さて、そんなことは置いておいて、戦後型の米軍制帽について書いていきましょう♪

今回紹介するのは、ww2終結後に採用された米陸軍の下士官/兵用制帽です。
以前書きましたように、戦時中の下士官/兵は、戦前の在庫を支給された場合と個人でPX等で
購入する意外に制帽を入手することができませんでした。

戦争に突入し、準制式扱いだった制帽は、1945年には廃止され、ギャリソンキャップのみと
いう状態になっています。

しかし、戦後すぐ(おそらく46年)に今回紹介する制帽が採用され、その後のアーミーグリーンの
制服でも採用されています。

この戦後すぐに採用された制帽は、「フレーム・キャップ・サービス」という名称で、
細かいところで戦前~戦中の物と違います。

まず、最大の特徴は、今まで冬季と夏季で二種類の制帽が支給されたのに対し、この制帽では
「フレーム」とあるように、バイザーと頭回りのみのフレームに、冬季用、夏季用のカバーをかけて
使用するというものになっています。
なので、二つの制帽を支給せずにすみ合理的かつ経済的です^^

他の特徴としては、今までは将校用の制帽にしか巻かれていなかったバンドが、下士官/兵用の
制帽にも取り入れられたことです。
これにより、より将校制帽に近いデザインとなりました。
このバンドは、のちのアーミーグリーンの制帽でも使われています。

その他、冬季用のウール生地がM1944ウールフィールドジャケットから採用になった
OD33カラーのウールサージになっています。
(夏季はカーキコットンです。)

このフレームキャップは、50年台半ばに新型のアーミーグリーン制服が採用されるまで
使用され、朝鮮戦争時などにも使われています。
(よって朝鮮米軍のカテに入れます。)

それでは、写真を交えて見ていきましょう♪

斜め前面から見る制帽です。
ご覧のように、今までは将校用の特徴であったバンドがまかれています。
また、チンストの形状にも種類があるようです。
フレーム
前面より。
この制帽には、冬季用のOD33ウールサージ製カバーを付けています。

バイザー、チンストは共に茶革で、帽章は戦中とは大きさが違う金色のものです。
(帽章は、戦中と同じく2ピースですが国章の部分が若干小さく、ドーム型になっています。)
フレーム2
上面から。

アイクジャケット、ウールサージトラウザーズと合わせるとピッタリですね^^
フレーム3
内装です。
バイザー裏は、これ以前の緑ではなく茶色の加工タイプです。
(ナチュラルな革製もあり。)

内装は、人絹製?の布です。(戦後型のパイルジャケットの裏地と同じです。)

スウェットバンドは茶革です。(縁を縫うタイプです。)
フレーム4
写真は、チンストラップ取り付け部分です。
ボタンは、珍しいスクリュータイプで、夏冬のカバーの取替に便利です^^
(通常の割りピン型もあります。)

写真のバンドの部分より上がカバーで、下の茶色の部分が本体(フレームキャップ)です。
カバーには、ボタン取り付け穴が用意されています。(ボタンホールあり。)
フレーム5
チンストを留めたところです。以前の型同様、ハトメが二個あります。

フレーム6
この写真は、
カバーを外したフレームキャップです。

ご覧のように、頭の周りとバイザーしかありませんww
前面の金具は、カバーを付けた際に、クラウンが潰れないようにピシッと張るための物です。
フレーム14
これは、フレームキャップの内側から帽子前面裏を見たところです。
(スウェットバンドは捲っています。)

上の銀色の部分が先程のクラウンを支える金具の差し込み口です。
これも、戦後型の特徴のようです。(戦前~戦中は、硬い芯地でクラウンを支えています。)

真ん中のグレーの再生フェルトは、クッションです。
この部分のスウェットバンド裏に刻印がありますね^^
フレーム10

PAT2154210と刻印されています。
手持ちの他のフレームキャップを見ましたが、どれもこの刻印でした^^
フレーム9
スウェットバンドの刻印です。
Frame,Cap,Service
Size 7 1/4
Contract QM B751
Dated June 24,1948
Stock No,73-F-3713
NYQMPO
でしょうか?微妙に滲んでいて見難いです。。。

1948年の6/24製造です。
二年後には朝鮮戦争勃発ですね><

サイズは、7-1/4なのでピッタリちょいタイトといったところでしょうか?
実寸とサイズ表記が全く違うことが多いので厳しいです、、、
今回は被れてよかった^^
フレーム8
B-7619
これもスウェットバンドの刻印です。
パーツ番号?でしょうか???
ここらへんももっと勉強しないと><
フレーム7
これは、先ほどのクラウンを支える金具です。
PAT.
2154210
FOR
GOV'T
USE
ONLY
7 1/4
とあるようです。

他の金具も見ましたが、このような刻印がある物と無い物が有るようです。
しかし、サイズまであるんでしょうか?

金具の縦長の切れ込みと、正面のハトメ付きのタブ(白いやつです)に帽章を通します。
フレーム12
横からです。

このように、金具の上部には合皮製?のタブがついています。
これは、制帽に装着する際に使用します。
フレーム13
装着した制帽の内側から見たところです。

ご覧のように、先程のタブを制帽のワイヤーに通し、金具の先端でトップの生地が摩耗しないように
なっています。

下には帽章の裏側が写っています。
フレーム15
最後に、今回使用したカバーの刻印です。
正式名称は以下となっています。
COVER,CAP,SERVICE
WOOL SERGE 18oz. O.D.-33
SIZE 7 1/4
EMPIRE MFG.CO.
DATED 6/29/48-Q.M. #8944
SPEC #8-151

STOCK No-73-C-68216
N.Y.Q.M.P.O.
100% WOOL
EXCLUSIVE OF ORNAMENTATION
一体型の制帽ではないので、カバーにも正式名称などがあるんですね^^
1948年の6/29日の製造です。
フレームの方と数日違いますが、同じ持ち主から、ウールカバー二枚とカーキカバー一枚
を買ったので、当時予備として買ったのかもしれませんね♪
(夏用の方が予備があるんじゃ。。。)
フレーム11
以上紹介してきた戦後型制帽ですが、次回からカバーを紹介していこうと思います。
上で一枚の7データを書いてしまいましたが、カバー単体の内部の構造も書いて見ますね^^

さて、そんな感じの戦後型制帽はどうでしたでしょうか?
自分は、戦前~戦中型意外にもアイクジャケットに合わせられる制帽は大歓迎ですww
占領地の日本では、アイク&ギャリソンが一般的ですが、この制帽スタイルも再現してみたいですね!

以上、戦後型制帽「フレームキャップ」でした♪
  1. 2012/02/14(火) 21:09:27|
  2. 朝鮮米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

M1938ディスパッチケース (戦後型)

みなさんこんばんは^^

最近は、大戦米軍の紹介ばかりですので、同じ米軍ですが朝鮮戦争での装備もご紹介です。

朝鮮での装備といっても、大戦装備の多くが使われているので、採用年は大戦中、または戦前のアイテムも多いです。
今回紹介するディスパッチケースもそうなのですが、M1938とあるように、もともとは戦前の1938年に採用されたアイテムです。
大戦中は、カーキとライトODのものが製造されていましたが、戦後は暗めのODで引き続き生産されています。

ディスパッチケースとは、一般的なマップケースの事です。
しかし、ドイツ軍もそうですが、マップケースとはあくまでこの鞄の中に入れる
地図専用のケースの事を指しているのであって、鞄自体は、書類鞄といったほうが正しいようです。
まあ、自分もマップケースで呼んでいますがw

さて、そこでこの度手に入れたのは、朝鮮戦争で使用されたM1938マップケースです。
おそらく50年代の製造品までは蓋のボタンがリフトザドットのようです。
ナム戦やそれ以降では、生地がナイロンに変わったり、ボタンが小さな丸いドットになっています。

今回入手したわけは、ebayで安く見つけたことと、マップケースを手に入れてみたかったからです。

それでは、写真を混ぜて紹介していきましょう^^
これが、そのマップケースです。
少し退色しているのと、フラッシュのせいで微妙に薄くなっていますが、戦後のODです。
ドイツや日本は、革製のマップケースですが、米英はキャンバス製です。

蓋は、二個のドットボタンで留めます。
戦後のためか、USの刻印にドットがありません。
ディスパアッチ
裏面です。
本体にベルトループなどはなく、専用のスリングでつります。
ディスパッチ2
刻印です。
メーカー名はわかりませんが、生産年は1951年のようです。
ディスパッチ3
蓋をあけたところです。
ご覧のように、中央左右には中蓋がついています。
また、
蓋のドットボタンを取り付ける部分も、補強のため、布が二重になっています。
本体には、鉛筆等を入れる部分があります。
ディスパッチ4
収納ラックです。鉛筆入れのウェブの色が上下で違いますね^^
上ウェブの上には、使用者がつけたのか、安全ピンのような物がついています。
ディスパッチ5
収納してみました!
本来このラックは、鉛筆のみを収納するようですが、使用しているうちに糸がほつれたのか
二つの収納部分が一つの大きな収納部分になっています。
なので、修正液やマッキーなどの太めのペンもしまえますw
(太めのペンぐらいは、両脇のスペースにしまえると思うけどw)
ディスパッチ6
ここは、鉛筆ラックの後ろのスペースです。
ここには、小さめの書などをしまえるようですね^^
製作用のしるしが見えます。
ディスパッチ7
本体内部です。内部は四つに仕切られています。
大戦同様、ないぶは切りっぱなしですw
ディスパッチ8
最後に、このケースは、内部の地図ケースと専用のスリングがない物でした。
ですので、このユーティリティストラップが付いていました!
う~ん、、、地図ケースと専用ストラップは、地道に探そうかな♪
でも、このままでも十分使用可能ですよ^^
ディスパッチ9
以上が、今回入手した戦後版M1938ディスパッチケースでした!

次は、大戦版が欲しい^^
  1. 2011/11/12(土) 21:01:54|
  2. 朝鮮米軍
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。