K.K.MFG.CO.

大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

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日本光学 7倍50mm双眼鏡

皆さんこんばんは^^
大学生も三年生になると、随分と授業数が減るもんですねw
ということで、これからはボチボチ更新していけそうです!!
(単位はしっかりとってますのでご安心ww)

さて、前の記事でも書きましたが、最近は軍装もやりつつ双眼鏡戦線を拡大させております。
思えば、軍装を始めたばかりの貧乏中学生の頃、双眼鏡は高嶺の花で
いつか手に入れると心に誓っていました。

しかし、ある日骨董市で偶然にもM13A1双眼鏡を格安で入手し、その後同型の日本光学の
双眼鏡も手に入れることで、価格的な負担もあり双眼鏡熱はひとまず落ち着いていました。

それから、数年の月日が流れ、大学生になり、アルバイトによって軍資金を確保できるように
なった昨年・・・ついに思い出して?しまったのです。双眼鏡の良さをww

事の発端は、前にも書きましたが、久々に米軍の6×30双眼鏡を入手したことです。
その後、昔からの夢だった7×50双眼鏡を入手したことで爆発しました(笑)

その後は、米軍実物双眼鏡の他に、米軍同型の日本光学の双眼鏡や、旧日本軍の
双眼鏡など色々と手を出してしまいました^^

しかし、年代物の双眼鏡を色々入手していると必ずぶち当たる壁があります。
それが、レンズやプリズムの汚れです。
レンズやプリズムにカビやクモリ、ゴミが付着すると視界が悪くなり性能を発揮できません。
また、視軸のズレ、可動部分のグリスが切れたり固まることによって使い物に
ならなくなっていたりします。

でも、それを修理できれば、お安く(実際はそこまで安くないこともありますがw)入手
することができるのです。

ということで、だいぶ長くなりましたが、今回は先日入手した日本光学(現ニコン)の
製品である、7倍50mm(7×50)の双眼鏡を紹介&修理していきたいと思います^^



こいつが、その双眼鏡です。
形は、昔ながらの双眼鏡で、対物レンズの筒部分と本体の間に継ぎ目がある?
ツァイス式と呼ばれるものです。

第二次大戦中の各国の双眼鏡は大抵このツァイス式で、日本軍の6×24や、独軍の6×30、
英軍のそれも大きさこそ違えど、この形です。

一方米軍は、一部ツァイス式の双眼鏡も使用していますが、官給品の主力は
対物レンズの筒部分と本体の間に継ぎ目のない一体成型のボシュロム式と呼ばれる
双眼鏡を使用しています。

ちなみに、この双眼鏡は、MASHさんのHPにて、米軍の放出品として過去に販売されており
米軍の装備品として使用できる?という淡い期待と日本光学好きw(エセですが)という
理由から購入しました。

しかし、内部はクモリや汚れが多く、メンテナンスが必要だったので、掃除してみました^^
ちなみに、、、この双眼鏡は現在複数台所有しているのですが、外観も傷が多めの
こいつからの紹介になるというww
キレイ10
こえは、届いたばかりの日にレンズの状態を撮影したものです。

よりによって曇りの日に撮影した為、レンズが曇っているのか微妙ですが、視界は悪いです。
キレイ
家の中でも撮影してみました!
またまた登場我が家のカレンダーwww

ここであらためてレンズやプリズムがクモっていることがわかります。

もちろんこの状態でも見ようと思えば遠くを見ることができるのですが、やはり・・・
見にくいですよね><
キレイ3
これは、双眼鏡を分解した時の内部の写真です。
プリズムにクモリが出ているのがわかります。

グリスか何かが原因なのでしょうか?
日本のような湿気の多い環境は双眼鏡に向いていないようです。
キレイ4
これは、接眼レンズを外し、本体についているカバーを外した状態です。

写っているのがプリズムです。
双眼鏡には、合計四個のプリズムが入っており、これで、レンズを通して逆向きに
写ってしまう景色を正常な向きに直しています。

古い双眼鏡では、このプリズムが汚れていることが多く、洗浄は必須です。
ただ、プリズムは元あった場所に同じものを同じ向きで入れた方が、後の視軸の調整が
簡単なようですので、向きなどが分からなくならないように、印(番号)をつけます。

自分は鉛筆で書いているのですが、これは戦前の双眼鏡をバラして学んだものです。
最新の双眼鏡は分かりませんが、戦前の職人さんはプリズムに番号を付けることが
多かったようです
キレイ5
これは、対物レンズの筒を外したところです。

こちら側のプリズムも洗浄し、対物レンズもフキフキします。

ちなみに、自分は今まで何回かこれと同じ双眼鏡を掃除してきたのですが、
何故か今回の物以外のニコンの7×50は対物レンズの筒が外れません・・・

他社製品(東京光学など)の7×50ツァイス式は、対物レンズの筒を固定する
小さなネジが本体についていたりするので、ニコン製も有るのかと
思っていたのですが何度探してもありません。

また、今回の双眼鏡は、入手時より筒部分が軽く緩んでいたので直ぐに外せました。
ただ、やはり固定ネジなどは無かったです。

となると、やはり昔のグリスが固まって手で回せないだけなのでしょうか・・・
そうだとすると、熱を加えれば緩むと思うのですが、双眼鏡を温める
加熱器具なんて持ってないし・・・・ハンダゴテでも使うしかないのかな(笑)
キレイ6
これは、洗浄し終わったプリズムをはめ込んでいるところです。
上の写真と比べてプリズムが綺麗な事がわかります^^

プリズムの洗浄は、お湯と洗剤を使って行っています。
また、最後に無水アルコールを使って洗い、研磨剤なしのレンズ用クロスで磨いています。

ちなみに、双眼鏡のレンズやプリズムには、戦後辺りからコーティングが施されています。
(日本は戦後から、米国などは戦中にもあったようです。)

これは、双眼鏡に光が入る過程で反射して殺してしまう光を少なくし、視界の明るさや
シャープさなどの双眼鏡の性能を上げる為のものです。

コーティングが施されているかどうかは、レンズやプリズムを蛍光灯に照らしてみると
わかります。施されていれば、レンズに映る蛍光灯が青っぽかったりします。

このコーティングは、触ったり擦ったりすることで傷ついてしまうのですが、
昔の双眼鏡は現在出ているマルチーコートという高級で繊細なコーティングではなく
モノコートというマルチコートに比べれば頑丈なコーティングがされているので、
洗浄などをしても大丈夫と思われます。
(というより、洗わないとコーティングどうこうより見えないww)
キレイ7
さて、そんなこんなで洗浄が完了しました!!
これは、さっき撮ってきた夜景です。

夜で暗いのに、クモリ等の汚れがなくなったので、しっかりと見えます^^

ちなみに、記事化に当たりいろいろな作業の写真を省略していますが、視軸合わせや
グリスアップ、レンズの洗浄などもしてあります!

また、双眼鏡において一番難しいとされる視軸合わせですが、これは、プリズムの位置を
微妙にずらして行います。
これが、職人技で素人がやろうとしてもそう簡単に合わないのですが、ニコン製の
双眼鏡は、プリズムがはめ込む枠にピッチリ収まり、簡単に合わせられる印象があります。

戦前の日本の双眼鏡は、ハメこむ枠が大きく、プリズムをどの位置に置けばいいのか
本当に大変でした・・・

なので、ニコン製の双眼鏡をお持ちの方は、ご自分で洗浄されるのもいいかもしれませんね^^
(といっても自分は7×50トロピカルと今回の7×50しか直していませんが・・・)
キレイ8
上の夜景では、綺麗になったといっても暗いので、お部屋のカレンダーで確認です!

クリヤーな視界に戻りました^^
自分としては、これで大満足です♪
(双眼鏡マニアの方には怒られちゃいそうですがww)
キレイ9
ここからは、本体の写真です。

ネットで色々読んでいると、現在の世間の双眼鏡のイメージといえばボシュロム式
なんだそうですが、個人的にはこのツァイス式がザ・双眼鏡といった感じがします。

でも、自分は米軍好きなので、双眼鏡もボシュロム式の方が好きなのは秘密ですww

本体には、滑り止め、グリップをよくするために、グッタペルカという凸凹?ザラザラ?
の素材が巻いてあります。革ではありません。
キレイ16
立ててみました。

この形だと、やはりU.S.ARMYというよりは、帝國海軍といった感じがするのは
自分だけでしょうか?
旧海軍といえば、同じく7倍50mmの「ノバー」双眼鏡が有名ですが、
こいつも基本的な形や大体の大きさは変わらないと思います。

ちなみに、この双眼鏡は、ピントを左右のそれぞれの接眼レンズで合わせるIF式
というタイプになります。
民間用の双眼鏡では、すぐにピントを合わせられることから、中央のダイヤルで
左右いっぺんにピントを調節するCF式が主流ですが、軍用では、防水性が高いこと、
CF式より壊れにくい事などから、このIF式が主流です。

なので、軍装にはIF式双眼鏡を用いたほうが良さそうです。
(将校の私物などでCF式もあるようですが。)
キレイ11
これは、刻印です。
J-B7は、内部のレンズやプリズムが日本光学製であることを示しています。
これは、J-Bコードといって、主に輸出用の双眼鏡に刻印されているんだそうです。

確かに、自分が持っている同型の双眼鏡でも、このJ-B7の刻印があるものと無いものの
二種類があります。
しかし、J-B7の刻印がある物の方を多く所有しているので、本当に輸出用なのか
時期によって刻印されていないだけなのかは、まだちょっと分かりません><

また、反対側には日本光学のロゴがありますが、こちらにはニコンとあります。

7×50は、倍率が7倍で、対物レンズの口径が50mmという意味で、7.3というのは
視界の広さを表しています。
キレイ12
NIPPONKOGAKU(日本光学)のロゴです。
戦前の双眼鏡ではアルファベットではなく、漢字で書かれており、社名をニコンに
変更したあとはこの名称とロゴは用いられなくなりました。

個人的には、このロゴが大好きです^^

下はシリアルナンバーです。

キレイ13
これは、接眼レンズとピント調節用の握り部分です。

実際に目を当てて除く接眼レンズ周辺には、ベークライト製のカバー(目当て)が
つけられています。
最近の製品では、この目当てがゴム製にになっており、より見やすくなっています。

しかし、第2次大戦中の双眼鏡を基準に考えると、目当てはこのようなベークライト製
が普通なので、自分もこの古いタイプがお気に入りです^^
キレイ14
後ろから見たところです。

左右の本体をつなぐ中央部分には、目幅に合わせた本体の開き具合が
どの程度なのかを示すメモリ入りの蓋が付いています。
キレイ15
最後に、専用ケース(ストラップ欠)と革ネックストラップと共に!

ケースはMASHさんのページの物より古い時代のもののようで前面にNikonの
ロゴがありません。
7×50トロピカル双眼鏡の革ケースは、ロゴなしが普通なのですが、
今回の7×50双眼鏡のケースはいつもロゴが入っていたので驚いています。

ネックストラップは、茶革製です。
物によっては、黒革製だったりするので、製造時期の違いかもしれませんね。
キレイ17
さて、これで無事に掃除が済んだので、今後は出動の機会を、
気長に収納庫で待っててね~

ちなみに、カテゴリは、MASHさんの米軍でも使用されていたという言葉を
信じて、時代はちと昔になってしまいますが、朝鮮米軍のカテに入れさせていただきます^^
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  1. 2014/04/25(金) 00:53:35|
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