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大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

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M1926サービスコート(テーラーメイド)  

皆さんこんばんは!^^
二周年記念アイテムの紹介が遅れてしまい申し訳ありません><!!

今週は色々と忙しいことが多く、スキーもあったりで筋肉痛で苦しんでおりますww

さて、管理人の近況はそれくらいにしておいて、早速アイテムの紹介に移ります!
今回紹介するのは、戦前の米軍において、下士官が個人で仕立てたM1926型のサービスコートです。

アメリカだけでなく、ドイツや日本など各国軍隊の将校は、個人で被服を調達するのが基本です。
そのために、被服手当も出ていたので、皆さんテーラーで仕立てたり、吊るし品を買ったりと色々な
方法で調達していたようです。
その中でも、当時のテーラーが色々な技を織り交ぜて作り上げた一着は本当に美しく、将校の威容を
示すには充分でした。

このように、将校がテーラーで軍服を仕立てるのはほぼ普通のことなのですが、下士官/兵となると
基本は官給品という形で大量生産された軍服が支給されますので、皆同じ軍服、容姿となります。

しかし、中には制服への拘りをもつ兵士もいたようで、戦前~戦中のドイツ軍では、支給された
軍服の襟の色を変えたりポケットのマチを外したりと小改良することがあったようです。

自分も、ドイツ軍における上記の話は知っていたのですが、今回アメリカ軍でもその軍服への
拘りをもち、一着丸々仕立ててしまう下士官を発見いたしました。


その下士官によって仕立てられたのがこの制服です。
一見、通常のM1926制服のようですが、よく見ると全くの別物?であることがわかります。

WW2米軍の下士官/兵の制服への拘り?といえば師団章や海外派遣章などの糸を通常の糸から金属糸
にする、ボタンを取り外し可能にするなどがありますが、下士官/兵で制服を仕立てるのはあまり聞きません。

また、制服の形式がM1926なので、おそらくは1920~30年代の裕福な方の持ち物だと思われます。
しかし、世界恐慌で皆が貧乏で大変な中、下士官で制服を仕立てる金持ちもいるんですねww
テーラー16
同じ写真ですが、こちらはフラッシュ有りです。
まず、色ですが、通常の官給品ではダークシェードのODですが、こちらはライトシェード?黄緑色の
ODとなっております。

ポケットの位置は官給品と違い、少し違った印象を受けます。
また、襟の刻みも将校用制服と同じ作りになっており、持ち主は将校用制服を意識していたと思われます。

その他、エポレットも通常のM1926より長く、どちらかというとM1939に近いですが、将校用を模したと思われます。
テーラー17
次に背面です。
裁断は一見M1939の後期型とも似ていますが、生地と生地の縫い合わせが曲線でM1926に準じたデザインです。

また、テーラーメイドなので本人の体にフィットしやすいよう、曲線的な裁断&縫製がなされています。

腰部分にはギャリソンベルトフックもあります。(下で書きます。)
テーラー18
フラッシュ有りはこんなかんじです。
やはりテーラーメイドは作りが違いますね!

また、自分がこの制服をM1926と考える理由は、M1939以降にある背面のバンドがないこと、背面の裁断が
バイスイングのないM1926形式であること、裏地が裾まであること、下士官が制服を仕立てられるのは、
状況が穏やかな1930年代までであると思われることなどです。
テーラー19
次は内装です。

このように、裾までしっかりと内装がついています。
この点は、官給品のM1926と同じです。

しかし、内装の生地はエンジ色?薄い赤色?の人絹製だと思われます。
ここも将校被服と似ている点です。
テーラー
袖の内装を写すために裏返してみました!
このように、袖はカーキ?クリーム色?のコットン生地で作られた内装がつけられています。

袖部分は違う生地を使うところがテーラーメイドですね。
袖=ストライプ裏地というのも大道?ww
テーラー2
また、驚いたのがこれです。
左前見頃の裏には、このように内ポケットがつくられていました!

官給品には内ポケットがないので、ビックリですww
写真ではシガレットケースを写していますが、手帳なども収納可能です。

そういえば、自分は下士官/兵用の被服ばかり集めていますが、将校被服を集めている人には
これらが当たり前なんですよね・・・いいなぁ~~w
テーラー3
これは、右前見頃の第一ボタン横です。

1930年代中盤からのM1926やM1939の官給品において第一ボタン横は縦に直線の裁断となっています。
しかし、この制服は写真で言う右側に少し出っ張っています。これも官給品との違いです。

この裁断は、1920年代のM1926に見られるもので、30年代のM1926やM1939各型で廃止されますが、
その後アーミーグリーンの制服で復活したようです。

ですが、この出っ張り=1920年代の仕立て品であるかはわかりません。
なぜなら、一般のスーツでもこのような出っ張りが有り、テーラーがスーツと同じように
仕立てた可能性もあるからです。

テーラーメイドのタグがなかったのが残念です。。。
テーラー5
これは、胸ポケットのフラップ裏とポケットです。
このように、フラップ裏にも内装と同じ生地が使われています。

この服は正面合わせのボタンを含めて全て取り外しができません。
テーラー7
こちらは腰ポケットです。

フラップ裏の裏地は上と同じです。
また、ポケットの口がフラップに対して小さいですね。
テーラー6
これは、襟の裏です。

M1926~M1939と各型多くの種類の制服がありますが、どれも基本は襟の裏に本体と違うウールフェルト生地を
縫い付けています。

この服も同じように、ウールフェルトの生地付きです。
色は本体とほぼ同色のライトシェード?ODです。
このフェルト生地も、茶の強いODや緑の強いOD、今回の黄緑?のようなOD、ほぼ黄色のODと
バリエーションあり面白いですww

また、襟章を付ける部分ですが、ハトメや糸による加工のない普通の穴です。
テーラー8
こちらはエポレットです。

ここも裏地は本体と同じです。
M1926とM1939を見分ける外見上の少ない違いのひとつにエポレットが挙げられます。

M1926の方はエポレットが短く、制服を着た状態でエポレット先端が襟に届きません。
しかし、M1939はエポレットが長く、先端が襟の下に隠れる位になります。

この制服は上でも書いたとおりエポレットはM1939に近いです。
テーラー9
これは腰のギャリソンベルト用のフックです。

通常のM1926は本体内部の布にフックを取り付け、穴から鉤部分出しますが、この服は、
フックを補強用の革で覆った上で縫い付けるという将校用と同じ作りになっています。
テーラー15
これは本体に使用されている生地です。

一見将校用の伸縮生地に見えますが、織りが微妙に違います。
おそらくはウールギャバジンだとおもいます。

この生地は戦前の将校用制服でも使っているものがあり、見たことがあります。
テーラー10
これは先日紹介した下士官/兵用の伸縮生地トラウザーズと比べたものです。

右がトラウザーズの物です。
ほとんど同じ見えますが、実際触ってみると生地の感じが違います。
テーラー11
この服は入手時に襟章がついていました。

これはU.S.章です。
1937年型でスクリューバックです。
テーラー21
これは兵科章で、輸送科のモノがついていました。

同じくスクリューバックの1937年型ですが、輸送科の紋章が少しくすんでいます。
テーラー23
その他、部隊章や階級章もついていました!

部隊は「Port of embarkation」という物で、ネットで色々調べたのですが上手い日本語訳が
わかりませんでした。
どなたかご教授くださいませ^^

階級は二等軍曹で、海外派遣章は3本で一年半です。
自分の入手する制服には二等軍曹の階級章が付いていることが多いです。
テーラー12
二等軍曹の階級章のアップです。

階級章や部隊章は色々なバリエーションがありますが、これはウール地にOD糸の刺繍です。

テーラー13
これは海外派遣章です。
これにも金属糸のタイプやプリントタイプなど種類が多いですよね^^

ちなみに、うっすらですが、この派遣章を縫い付けてある下に年功章が一本縫い付けられていたと
思われる形跡があります。

写真では見にくいですが、派遣章の上から左にかけて斜めに白っぽく跡になっています。
もとは年功章も付いていたんですかね~
なんで無くなってしまったか・・・

放出品である制服の多くは階級章などのワッペン類を外している場合が多いです。
しかしこれは個人の所有物。。。
派遣章をもらったので、年功章の位置をずらし、その後数十年の月日が流れる中で
年功章は紛失してしまったんですかね。。。
テーラー14
最後に、生地が割と似ている伸縮タイプのトラウザーズと合わせてみました!!

年代的に考えると、ライトシェード伸縮タイプのM1926ブリーチェズでもいいかもしれませんね^^

やはり戦前の軍服は味があっていいですww
テーラー22
以上が、二周年を記念する珍し目?なアイテムでした!!

一周年もM1926制服だったので、二年続けて制服になってしまいましたねww
来年は何を紹介するのかな??
これからも頑張ってブログ続けますね~~

そういえば、先日一日の閲覧者数が100人を超えていました!!
すっごい嬉しかったです!!
皆様、ありがとうございます♪^^


「業務連絡」 メールは近日中に返します!
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  1. 2012/12/24(月) 00:34:05|
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