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K.K.MFG.CO.

大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

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M1918 マガジンベルト(射手用)

先日、当ブログの紹介記事には、色々なタイプがあり統一されていないと書きましたが、
調べていて、M1910カートリッジベルトがM1923カートリッジベルトとまとめて紹介されていたり、
M1937とM1918マガジンベルトもまとめられていることに気がつきました。。。

これらの記事を書いたのは、ブログ開設当初で、皆さんに当ブログの事を知ってもらう為に、
多くの色々なカテゴリの記事を書く必要がありました。
なので、似たようなベルトをまとめてしまったのかもしれません。

しかし、あれから年月も経ち、装備のバリエーションも増えましたので、これを機に
少しずつですが、新たに書き直してみたいと思います!!
(内容ほぼ同じの時間稼ぎとかでは無いですのでご安心くださいww)


それでは、M1918マガジンベルト(射手用)を紹介します。
WW1も終わりに近づいた1917年。この年、米国は対に大戦へ参戦しました。
1914年から始まったWW1は、壮絶な砲撃戦、塹壕戦になり、防御側の小銃や機関銃を前に攻撃前進する側は
多くの犠牲を出し、苦労していました。

このような状況で、攻撃側には、部隊が前進する際に、兵士一人で操作でき、部隊と共に前進し連射によって
敵の動きを制圧する武器が必要となりました。
こうして完成採用されたのがM1918 Browning Automatic Rifle、通称BARです。



そして、そのBARのマガジンやメンテナンスキットを携行する為の装備が、このM1918マガジンベルトです。
当時、一般歩兵用にはM1903ライフルとコンビを組むM1910カートリッジベルトが採用されていました。

しかし、BARは専用のマガジンを使用するので、独自のベルトが採用されたわけです。
名称もライフルの「カートリッジベルト」ではなく、「マガジンベルト」となっています。

材質はコットンウェブとコットンキャンバスで、後に採用されたM1937ベルトとそこまで変わりません。
しかし、サイズ調整方式やストック保持用のカップ、マガジンポーチなど違う点も多いです。

個体によって色の差はありますが、基本はWW1時の茶の強いカーキで染められています。
また、WW2でお馴染のU.S.スタンプはM1910カートリッジベルト同様ありません。
ベルト18
これはバックルです。

米軍の採用してたカートリッジベルト、ピストルベルトなどの中では最大級の物ではないでしょうか?

ご覧のように、左側のマガジンポーチと比較すると、後のM1937や同時期のM1910やM1912ベルトのバックルより
大きいことがわかります。

形状は、M1912ピストルベルト、M1910カートリッジベルトと同じ楕円形?のタイプです。
材質は真鍮です。
ベルト16
これは、本体右側にあるM1911ピストル用のマガジンポーチです。

BARが採用された当時は、サイドアームとしてピストルを携行する事が考えられていたようで、
元からマガジンポーチがついています。

ポーチの形状は、M1918マガジンポーチと同じで、丸フラップにダブルドットボタンです。

しかし、BARとマガジンだけでも相当重たいのに、ピストルまで携行する余裕があったのか疑問です。
また、下で書きますが他にも問題点があります。

ちなみに、ポーチ下にある」このような黒線は、ポーチ縫いつけようの印です。
つまり、印が見えているので、この縫い付け位置は間違いで、もう少し下に縫い付けなければいけません。
(まあ、このくらいのズレなら実用上問題ないのかもしれませんがw)

ベルト10
これは、M1918マガジンベルトの最大の特徴?であるストック保持用の金属カップです。

上でも書きましたが、塹壕から出て攻撃前進する際に、部隊と共に歩き(走り?)ながら射撃をし易いよう
ストックをこのカップにはめ込み、保持します。

材質は鉄で黒染め加工がされています。
また、ベルト本体に直接カップをつけるのでは、生地が痛むので、厚い本革を補強用に
取り付けて、九つのリベットでしっかりと固定しています。

このカップの有効性がどの程度のものだったのかは、銃を撃てない日本に住む自分にはわかりません。。
しかし、重く、BARのマガジンを入れるスペースが一つ減ることを考えると、そこまで必要ない気がします。

ちなみに、現在出ているBARの電動ガンはM1918A2であり、ストックにショルダーレストがついているため
このカップに入れることができません・・・
う~ん残念><
ベルト11
後ろからです。

リベットはこんな感じです。

革も二重に縫われていたりと、強度的にはしっかりしているようです。

また、鉄カップは、後ろを折り曲げて作られているのも注目?です。
ベルト17
これは、カップ下です。

このように、1910年に採用されたM1910装備のダブルフックワイヤーを付けられるように、ハトメがついています。

しかし、ここで問題が・・・
サイドアームとしてM1911ピストルを持つためには、M1916ホルスターを使用します。
このホルスターは、裏側のベルト通しだけでなく、ダブルフックワイヤーがついておりマガジンベルト等に
装着することができます。

ですが、M1918マガジンベルトの場合、ホルスターを吊るには一番いいポジションに、この金属カップと
補強革があり、一応ハトメは付いてはいるものの、革が固くてホルスターを引っ掛ける事ができません・・・

ホルスターの位置を後ろか前にずらせば掛けられますが、それはそれで変な位置でブラブラして邪魔です。
これは明らかな欠陥では!?

実際はどのように使用されていたのか、とても気になります><!!
ベルト14

これはポーチの蓋です。
このようにポーチの蓋には丸型と角型のバリエーションがあり、丸型の方が初期のようで
1918年5月あたりで丸型の生産は終わっているようです。

この、丸いフラップはM1910カートリッジベルトにも見られます。

フラップの材質はコットンウェブです。
ベルト12
これは、BARのマガジンをいれるポーチです。
M1918ベルトには、左に3つ、右に1つの計4つポーチがあります。

ひとつのポーチにマガジン2本が入りますので、8本携行できる計算になりますが、実際は
1個のポーチに革製のメンテナンスキットポーチを入れたので、携行できるマガジンは6本になります。

これだけだとすごく少なく感じますが、WW1では、BAR用のバンダリアや助手(アシスタント)用のライフル
とBARのポーチが一緒になったマガジンベルトが作られるなどして、これを補っています。

ちなみに、WW2で使用されたM1937では、BAR用ポーチを6つにすることで計12本、メンテポーチを
入れた場合10本を携行できるようになっています。

また、ポーチ内部に見える二列のハトメは、サイズ調節ベルトのフックを引っ掛けるためのものです。
M1937.jpg


これはBARのマガジンを入れるポーチの底です。

上の一個のハトメは水抜き穴、したの二個はダブルフック用です。
ベルト15
これはポケットの生地です。

基本的に、M1918マガジンベルトは後のM1937のように、ポケットのフラップはコットンウェブ、
ポケットと本体はコットンキャンバスで作られています。
これは、戦時生産型のM1910(M1917)カートリッジベルトとも似ています。

しかし、中には使用生地の厚みや織りが違う物もあったようで、この写真の二つのマガジンベルトの
生地は、左が通常タイプのキャンバス、右が少し厚めのキャンバスとなっています。
ベルト13
M1918マガジンベルトは、左右のマガジンポケットを有する部分と、それらをつなぐベルトの三点から
構成されています。
これは、カートリッジベルトも同じです。

写真は、そのベルトの部分で、ピストルベルトと同じ厚いコットンウェブが使われています。
M1910カートリッジベルトも同様のベルトですが、M1923やM1937ベルトになると、また別のコットンウェブに
変更されます。

中央三つのハトメは、M1910ハバーサックのリアストラップを連結するための物で、M1923やM1937では
減らされて一つになっています。

また、写真左右にあるサイズ調節用バックルですが、M1937と同じく本体に直接縫い付けられています。
ベルト9
これは、M1918マガジンベルトのサイズ調節部分です。

上で見たバックルにより長さを調節したあと、ベルトの両端は、先端に付いているフックを
本体のハトメに引っ掛けてサイズを調節します。

写真のベルト端にある一つのフックと本体側にあるハトメが分かりますでしょうか?

M1910カートリッジベルトでは、ベルト両側が2つフックでしたが、M1918マガジンベルトでは、
片方のフックが一つになっています。

その為、引っ掛けてもすぐに外れてしまい、とても不便です。
また、一部補強革の部分がありますので、とても引っ掛けにくいです><
ベルト8
右側です。

こちらは二つフックとなっており、一つよりは外れにくく、補強革も無いので、まだ引っ掛けやすいです。

しかし、この調整方法は、ハトメのよって予め変更できるサイズが決まっていること、ハトメが
壊れてしまった場合に修理しにくい、なにより使いにくい(著者談w)など?の理由から、WW1後に改修され
M1923カートリッジベルトから、より簡単で丈夫な方法になっています。

ベルト7
以上が、M1918マガジンベルトの細部についてです。

次は、同じM1918マガジンベルトのバリエーションを紹介します♪

まず、WW1物のこのマガジンベルトですが、何故か日本では大量に入手できます。
進駐軍の放出?かなと思ったのですが、WW2で使用されたのは改良型のM1937であって、使いにくいカップの
付いた旧式のM1918をアメリカから持ってくる理由が見当たりません・・・

戦後にどこかのお店が大量に輸入でもしたのでしょうか?

ちなみに、自分が初めて手に入れたBAR用のマガジンベルトはM1918になります。
入手に関して懐かしい思い出もあり、愛着のある装備です^^

まあ、そんな感じでその後も売っているものをホイホイ買っていたら、結構な数になってしまいました。

一番目(上)は、フラップが丸型の初期のタイプ。少し退色気味ですが、色は茶の強いカーキです。
二番目は、初入手のM1918で、WW1らしい茶の強さがよく残っています。
三番目は、ライトシェード?WW2のような黄や緑の入ったODとは違いカーキです。
ただ、マガジンポーチのみWW2に近い色合いです。
四、五、六番目は、共に同じようなライトシェードの色合いです。  
ベルト
裏面です。

基本的に左右の色合いは同じですが、退色、製造会社違いによって色の差が出ています。
製造会社は、基本左右、ベルト全て揃って支給されるともうのですが、会社が違ったり、製造日が
違う組みがあるなど、違いがあります。

また、ベルトの縫い付け位置ですが、M1937より下で中央になっていることがわかります。
ベルト4
以下は上の写真の順番に刻印をまとめたものです。

これは一番上のベルトです。
メーカーはLONGで1918年の5月製造で三つとも揃っています。

WW1の頃は製造年だけでなく、月も入ります。

また、ポーチ部分とベルトで色が少し異なります。
イチ
二番目です。

メーカーは同じくLONGで1918年の7月製造です。
ベルト部分は薄れて見えないのですが、このように四角く囲ったLONGのスタンプもあることから
これもLONG社製だと思います。

ちなみに、LONG社はWW1米軍の多くの製品を作っており、自分の持っているM1910ハバーサックや
パックキャリアーもLONG製です。

色は三つとも揃っています。
ニ
三番目です。

メーカーはL.C.C.&CO.で、製造日は、RIGHT(右側)とベルトが1918年の12月、左側が1918年の10月製です。
1918年の12月というとWW1終結後ですね^^

あと、下に LEFTと書いてありますが、LEFTは左側のポーチという意味で、RIFLEMEN'Sの意味は、
このM1918ベルトの正式名称から来ています。

BAR用のマガジンベルトは上で書いたとおり、射手用と助手用があります。
射手用の正式名が「Belt magazine BAR rifleman's M1918 Belt magazine」
助手用は「BAR assistant rifleman's M1918」となります。

なので、このRIFLEMEN'Sは、射手用を指しているわけです。
三
四番目です。

メーカは同じくL.C.C.&CO.で、製造日は、RIGHTが1918年の10月、LEFTが9月、ベルトが12月とバラバラですw

下に数字がありますが、意味はわかりません。製造工場ナンバーなどでしょうか?
四
五番目です。
メーカーはLONGで、ベルト部分のみ?.?.LONGとあるようです。
??の部分はなんて入るんでしょうね?
同じLONG社でも刻印に種類があるのかな?

製造日は左が1918年7月、右が6月ベルトが8月でバラバラです。

六
六番目です。
メーカーは左右がLONGで1918年7月、ベルトは、?.?.LONGで8月製造です。

生地の色はほとんど同じです。
五
以上がM1918射手用ベルトのバリエーション?でした。
個人的には丸型フラップのベルトをもう何本か欲しいところですww
どっかにないかな???


ちなみに、このM1918ベルトは射手用、助手用共にWW1で多くが作られましたが、すぐに戦争が
終わってしまったので、使われないまま残ったものが多いようです。

その後、1937年にM1937ベルトが導入されると、旧型のM1918は金属カップやマガジンベルトなどの余分な
部分の少ない助手用を中心にM1937形式へ改修されました。
その為、助手用のM1918ベルトは現存数が少なく希少です。

射手用もカップなどを外し改修された個体もあったようですが、多くは元のままで残り、今に至っているようです。

さて、そんな残念?な感じのM1918射手用ベルトですが、最近思いついたことがあります。
それは、M1918の次に採用されたベルトが1937年のM1937であるということです。

つまり、1937年以前のBAR射手はM1918ベルトを使用していたことになります。
ならば、現在目指している戦前軍装にちょうど良いではありませんか!!!w

さすがに、銃自体はM1918ではなくM1918A2ですが、そこさえ我慢すればピッタリかもww
どうしてもWW1のイメージしかないこのベルトですが、今後は活躍してくれるかもしれません^^



以上、とても長くなりましたが、M1918射手用マガジンベルトの紹介でした!!


M1937についても今度再度記事を書き直し、旧来のものと入れ替える予定です。
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  1. 2013/01/13(日) 00:08:07|
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