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大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

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M1926 ブリーチズ(その2)

こんばんは。
先日、乗馬ブーツの話をしましたので、今日は乗馬ズボン(ブリーチズ)を紹介したいと思います。

ブリーチズは、ライディングブリーチズとも呼ばれる乗馬ズボンです。
乗馬ズボンというと、騎兵科であったり、WW2あたりだとドイツ軍将校の服装といったイメージが
あるかもしれません。(自分も最初は将校用のお洒落アイテムと思っていました。)

しかし、WW1の写真を見てみると、当時の米兵(DoughBoy)は、サービスコートの下にトラウザーズ
ではなく、ブリーチズを履き、ゲートルやレギンスを装着していました。

サービスコートが純粋な制服になり、トラウザーズとサービスシューズを組み合わせるWW2時のイメージが
頭に染み付いていた自分には結構新鮮(斬新?)でしたww
(最もWW2でもサビスコ&トラウザーズにレギンスとシューズを組み合わせることも知っていたのですが。)

この徒歩部隊へのブリーチズの支給は、WW1以後も行われており、1939年にトラウザーズに完全更新されるまで
続いています。
つまり、戦前の米兵を再現するには騎兵科や歩兵科に関係なく、ブリーチズが必要なのです。

WW1の頃に使われていたのはM1912ブリーチズなどですが、1926年に開襟の新型M1926サービスコート
採用されると、一緒に新型のブリーチズも採用されました。

それが、今回紹介するM1926ブリーチズです。
1926年に採用されたM1926ブリーチズは、その後、生地や小規模な改良をされてWW2の頃まで使用されました。

今回紹介するのは、生地が伸縮ウールに変更された1930年代のブリーチズです。
以前に紹介しましたM1926ブリーチズは、生地から一番最初のタイプだと思われます。

それでは、写真を交えて見ていきましょう!!


これが、そのM1926ブリーチズです。
形状は乗馬ズボンですので、太ももの部分が膨らんでおり、膝下はブーツに入れ易いようピタッとしています。
また、ブーツを履くだけでなく、先ほど書いたようにゲートルを巻く際は、このブリーチズの方が
巻きやすいと思います。(日本軍の九八式軍袴などは乗馬ズボンよりなのかな?)

色は、ライトシェードODで、M1937トラウザーズと同じです。

生地は、将校被服と同じ伸縮タイプのウールです。
チズ
背面です。
しかし、ブリーチズは撮影の仕方が難しいですね・・・

この形状も、サイズや年代により違いがあるようです。
チズ2
横からです。
ブリーチズ独特の形状です。
太ももの膨らみは、畳める?ようになっています。

紐やポケットなど細部についきましては下で順に解説していきます。
チズ3
背面アップです。

ヒップポケットは、トラウザーズ同様に二つで、ボタンやフラップはありません。
また、ベルト通しですが、トラウザーズの7本に対して6本で、背面真ん中にループはありません。
ブリーチズはこれが基本のようです。
チズ4
右ヒップポケット上です。

1920~30年代の被服は、WW2時と違ってサイズ専用タグが別に縫い付けられています。
その為、その殆どは失われており、サイズが分からないものも多いです。

見づらいですが、この二本のステッチが、そのタグを縫い付けておく為の物です。
チズ20
正面です。

ボタンフライで、戦前ですので、もちろんガスフラップはありません。

ボタンは5つです。
チズ5
ボタンのアップです。
色は茶色(キャラメル色?)で、戦前に多い赤いものではありません。

この色のボタンはトラウザーズにも見られます。
チズ7
着用して、右前のポケットです。

このように、ブリーチズはトラウザーズと異なる形のポケットになっており、上から手を入れる形式です。

右ポケットには、懐中時計用のフォブポケットもついています。
チズ6
左側も同じ形状です。
自分は小さい頃にポニーに乗った経験しかないのですが、実際これを履いて乗馬する際は、上から手をいれる
ポケットの方が使いやすいんですかね?
あ~乗馬やってみたいですww

また、全面のベルトループの位置はこんな感じです。
チズ8
これは膝から下の部分です。

ブリーチズは、一応乗馬をする為のズボンでありますので、実際に馬に乗った時に馬(鞍?)と擦れる
部分に補強がしてあります。

米軍の場合、下士官/兵用のブリーチズの補強は本体と同じ生地を使った布となっています。
将校は、自分で仕立てるのですが、革製の補強がされている物が多いです。
チズ29
これは、裾部分です。
官給品のブリーチズの裾は、このようにハトメと紐で縛るようになっています。
将校用や私物のブリーチズはボタン留めが多いようです。

物によっては、大変拘った紐の通し方をしてある物もあります。

紐は、グリン色で先端に金具が付いています。
チズ27
補強布です。

左右非対称の2つのパーツから出来ており、「^」型の補強ステッチが入るなど抜かりなく出来ております。

ただ、、、この手の古いブリーチズは、糸が解れて、補強布が取れかかっている物も多く、裁縫の順番的に
家庭のミシンで直しにくい(無理?)ので困ります。

チズ15
それでは、内部です。
内装はコットンで、WW2時のトラウザーズなどと同じ厚みの物です。

ポケットの袋の構造なども変わりありません。
チズ9
書き込みです。「228」とあります。
チズ10
こちらは「225」です。なんなのかな??
チズ11
こっちには「22」とありますが、インクの色的に放出後に付けられたのかもしれません。
チズ13
こちらはサイズの書き込みです。W37 L23?となっています。
この紫のインクはWW2時のトラウザーズでもよく見ます。

あと、自分には大きいサイズですが、ある理由から購入しました。
それは下で書きます。
チズ12
QMタグです。
このタグの存在が、このブリーチズを購入した理由です。

と言いますのも、1920~30年代(40年代にもあります。)の被服のQMタグは、簡易なものが多く、今回の
ようなWW2に似たタイプのタグが付いているものは少ないからです。

自分も、何着かM1926ブリーチズを持っているのですが、その大半は簡易タグがついたもので、スペック
やいつから製造されているか分かりませんでした。なので、QMタグ付きを入手するに至ったのです。

ちなみに、簡易タグ版のブリーチズは、割と楽に入手できます。

タグ内容です。
メーカーはニューヨークにある「CHAMPION PANTS Mfg.CO.,Inc」のようです。
このメーカーは同じく30年代のM1934トラウザーズで見ましたね!


Specナンバーは8-30-Bです。
契約日は1933年の11/13で、1930年代初期とわかります。

また、他のサイト様情報ですが、このM1926ブリーチズには、他にスペック8-30Aと8-30Cがあるようです。
採用日は、Bが1933年の3/27。Cが1937年の1/12のようです。Aは分かりませんでした><

とすると、あくまで推測ですが、サービスコートの件から考えても、タグが簡易で伸縮生地なのは
1937年採用のSpec8-30Cではないかな?と思います。

あとの情報は、フィラデルフィアQMデポです。
チズ14
最後に生地です。
このブリーチズには、先程から書いている伸縮生地が使われています。
写真の左がM1937トラウザーズに使用されている18オンスサージ生地、右が今回の伸縮生地です。

伸縮生地を使ったM1937トラウザーズなんかもあります。

さて、ここで気になることが・・・

それは、この生地の重さ(厚み?)です。
一応他サイト様では、このブリーチズの伸縮生地は24オンスとなっています。
しかし、同じ伸縮生地を使うトラズザーズは18オンスと書いてあります。

自分に両方同じに思えるんですが、一体どうなんでしょうか?

あと、また厄介なことがありまして、他の伸縮生地ブリーチズと今回のブリーチズの生地の厚みを
比べたところ、今回の物の方が生地が厚く感じられるのです。
これは、流石に自分の思い込みでなく、母親も「こっちのほうが厚いね」といっていました。

また、同じように伸縮生地仕様のM1937トラウザーズでも比べてみると厚く感じる物が一本ありました。

表面上や写真で見た感じでは、違いはないのですが、触ってみると違うのです。

この違いはなんなのでしょうか?
今後も調べてみようと思います!
チズ16
以上が、M1926ブリーチズでした!

今後も色々なブリーチズを紹介していく予定です!!
皆様、お楽しみに~~^^


あと、業務連絡です。先に掲載しているM1926ブリーチズですが、今回(その2)を書いてブリーチズの
撮影法を変えましたので、近日中に写真の入れ替えと記事の書き換えを行う予定です。

そちらもお楽しみに~^^
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  1. 2013/01/27(日) 00:43:38|
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  1. 2013/01/27(日) 23:51:41 |
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