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大戦米軍を中心に、東独、旧海軍等の軍装品を集めるためにひび奔走していたら大学生になっちゃった人のブログですw 時間も金も無い。あるのは、やる気とアイデアだけです(笑)

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M1926 ブリーチズ(その4)

こんばんは!

先日ブーツを紹介しましたので、今日はブーツに合わせる「ブリーチズ」を紹介いたします!

今回紹介するブリーチズも、WW1後の1926年に採用され、WW2でも使用されたM1926ブリーチズです。
当ブログでは、過去に その1その2その3と既に三つ紹介していますので、それらも見て頂けますと
それぞれの違いなどがよく分かるとおもいます!
(ちなみに、当ブログでは、まだ冬季用のウール製のブリーチズしかアップしていませんが、夏季には
コットンチノ製のブリーチズを着用します。)


1926年に採用されたM1926ブリーチズは、1926年~1939年までは、米陸軍の全ての兵科で使用されて
おり、1939年にM1937トラウザーズが一般兵科(騎兵科などの乗馬部隊以外)の全ての軍務で使用される
ようになると、騎兵科や少数の乗馬部隊やモーターサイクル部隊専用のアイテムとなりました。

このように、1930年代後半までは米陸軍を代表する軍服であったM1926ブリーチズですが、採用期間が
そこそこ長いので、間にいくつものバリエーション(Spec)が作られています。
Specについては、下で書きます。


ちなみに、ブリーチズとは、乗馬ズボンの事で、「ライディング・ブリーチズ」などと言ったほうが
分かりやすいかもしれません。

全ての兵科で使用されていた頃は、乗馬部隊は乗馬ブーツや革製の補強がついたレギンスと。その他の
徒歩部隊は、ウール製のゲートルや各種レギンスと組み合わせていました。
(上着は、M1926サービスコートです。)

WW2や1930年代の各国軍は、将校用被服や騎兵用としてブリーチズを採用していますが、徒歩部隊
などの全兵科にブリーチズを採用&支給していたのは米軍くらいです。
(ちなみに、この米軍の組み合わせはWW1以前からのものです。)

さて、以上が簡単なM1926ブリーチズの説明ですが、ここからは写真とともに見ていこうと思います!^^


これが、今回紹介するM1926ブリーチズです。
最初期の起毛されたウール生地(20オンス?)では無く、将校用被服と同じ伸縮性のある
起毛されていないウール生地で出来ています。(エラスティック・ウール)

色は、ライトシェードODで、マスタード色と言われるものです。

ちなみに、その他のM1926ブリーチズの写真を見比べると、ふくらはぎや太ももの膨らみが
皆微妙に形が違うように見えますが、サイズの違いやアイロンのかけ方の違いによるもので
基本形状は同じです。

今回のブリーチズは間違ったアイロンの掛け方だと思います。

状態は古いものなので一部補修がありますが、生地もしっかりしていて綺麗です^^
チーズ9
背面です。

またの下の部分にどうしてもシワが寄ってしまうんですよね。。。
うまく撮影できないものかな??

乗馬ズボンは、乗馬をするためのズボンであり、足の運動量?を確保するため
太ももが大きくゆとりのあるデザインになっています。

また、ひざ下が細くピッチリになるのは、乗馬ブーツを履きやすくするためです。
チーズ16
横から見たところです。

本来はこの状態の型になるように、アイロンを掛けるのですが、入手時から別の掛け方でした。
また、クリーニングに出したので、気を利かせて直してくれるかと思ったのですが、
このようなズボンを出す人が珍しいためか、そのままの型でアイロンを掛けたようです。

今度暇になったら掛け直そうかなww
チーズ19
背面アップです。

ヒップポケットは二つで、M1934&M1937トラウザーズ同様ボタンもフラップもない
スラッシュタイプです。

また、背面のベルトループは中央の無い二本です。

チーズ8
右側のヒップポケットのアップです。

ポケット上にある二本の「二」の形をしたステッチは、サイズ専用の簡易タグを縫い付けていた物です。
1920年代や30年代は、本体にサイズタグやスタンプをせず、この部分に簡易なサイズタグを取り付けて
いたようで、中古品は皆取れて(取られて)しまっています。

その為、本来のサイズは不明になってしまうアイテムは多いです。
チーズ15
正面です。

一番上のボタンのみ見える作りで、トラウザーズと同じです。

ベルトループは、側面に二本、全面に二本で後ろとあえわせて計六本です。
(トラウザーズは七本です。)

チーズ10
本体右前面のポケットです。

トラウザーズと違い、馬にまたがってもポケットに手を入れやすくする為、上部が開いた
作りになっています。

また、フォブポケットは、ポケット内に収まる形で作られています。
チーズ14
左前面です。

こちらはフォブポケットもなく、あとは右と同じ作りです。

ちなみに、フォブポケットは懐中時計をしまう為のポケットであり、コインを入れておくものでは
ありません。
WW2やそれ以前の時代は懐中時計が多く使われていたので、専用のポケットが用意されています。
チーズ18
正面を開いたところです。

下4つのボタンは隠しボタンになっており、閉めると見えません。

また、戦前の製品なのでガスフラップもありません。

ちなみに、先日雑誌にガスフラップ有りのM1926ブリーチズがあると書かれていたのですが、
自分はまだ確認できていません。
ガスフラップが導入される1942年ごろにはブリーチズは最前線で用いる物ではありませんし、
実際に作られていたのでしょうか?今後わかり次第追記しますね^^

チーズ
ボタンは、WW2初期あたりまで使用されていたと思われる茶色(キャラメル色?)のプラ製です。

一番上とその他では、その他の4つの方が一回り小さくなっています。
ちなみに、この写真の最上段のボタンは大きさ、色等よく似ていますが取り替えられたものです。

余ってるトラウザーズから移植しようかな~~
チーズ2
内部です。

内部には、コットン白色の内装がついておりトラウザーズなどと一緒です。

40年代の製品は、こうして写すとウエスト周りにサイズスタンプやサイズタグが見えるのですが、
上記のとおりありません。

また、このブリーチズはちょっとサイズを詰めているようで、その後、縫い代をまつり縫いで
本体に縫い付けバタバタしないようになっています。


修理して元に戻そうか検討しましたが、時間がないのと、丁寧に詰められているので良しとします。
チーズ3
ウエスト部分です。

うっすら何かのスタンプが残っていました。
ほとんど消えていて内容は分かりません。

最初はサイズスタンプ!?とびっくりしたのですが、「G」と見えるのでサイズでは無いようです。
こちらのM1934トラウザーズにも、似たようなスタンプが押されていました。
トラウザーズはの方は、「Civil Conservation Corps」「市民保全部隊」のスタンプでしたが、
このブリーチズは何のスタンプだったんでしょうね?

30年代は色々な書き込みやスタンプがあります。
チーズ5
ポケットの生地にスタンプと書き込みがありました!

「BATTERY E. 251ST.C.A(AA) No.88」
どうやら、元の持ち主は、米国陸軍251沿岸砲兵連隊のE中隊に属していたようです。
251ST.C.Aで検索したところ、対空部隊のようなので(AA)の意味は「Anti-Aircraft」
の略だと思われます。

ちなみに、歩兵中隊は「Company」ですが、砲兵中隊は「Battery」と呼ぶようです。
英語は難しいですねw
そういえば、これと同じ(AA)の刻印の入ったトラウザーズかブリーチズを他にも持っていたと
思うんですが思い出せない。。。

ブログの記事にもした気が。。。思い出したら追記します><!

その他、11181など番号も書き込まれています。
チーズ4
これは、QMタグです。
40年代に似た、大きく情報量の多いタイプです。

1930年代後半の製品は、フィラデルフィアQMデポとしか書いていない簡易タグが多いみたいですが、
1929年で簡易タグの物や1930年代前半でも簡易の物があるので詳しくは分かりません><

でも、どうせなら情報量が多い方がいいですかねw
チーズ6
上では小さく見づらいので、Specや日付の部分をアップです。

Specは8-30Aです。
このSpecがこのブリーチズを購入した最大の理由です。

上で書きましたが、M1926ブリーチズは、1926年に採用されたモデル(Spec8-30か?)と、
1933年に採用されたSpec8-30A、同じく1933年に採用されたSpec8-30B、そして1937年に
採用されたSpec8-30Cがあります。(自分の確認分)

8-30Bは(その2)で紹介しましたし、(その1)の起毛タイプは1920年代の製品と分かりましたので
8-30だと思われます。
また、現在一番出回っている(その3)が8-30Cだと思います。

そして、唯一8-30Aだけを入手出来ていなかったので、是非とも入手して、生地の質感や
各部を調べてみたかったのです。
そんな時に、M1940ブーツなどでお世話になっている古着屋さんで、8-30Aのこのブリーチズ
を発見したので、即入手しました!!

古着屋さん!いつもありがとうございます><!!

ちなみに、残りのタグの情報ですが、
メーカーが「SIGMUND EISNER CO」場所は「RED BANK.N.J.」とニュージャージー州でした。

Datedは「Feb 20 1933」で、Contractは「W669qm4588」です。

8-30Bよりも9ヶ月ほど前になります。

デポはフィラデルフィアです。

ちなみに、下の検査官用の余白に検査官の名前のスタンプがありますが、
滲んで読み取れませんでした><
チーズ7
これは、内股の補強です。

乗馬ズボンですので、実際に乗馬をした際に鞍などで擦れる部分に補強がしてあります。
米軍EM(下士官/兵)用官給品のブリーチズの補強は、写真にあるとおり共布です。

将校用は、革製の補強がされていることが多いです。

徒歩部隊では、飾りになっていますねw

ちなみに、M1926以前のWW1の頃のブリーチズの補強布は、もう少し横に広く大きい物となっており
識別は容易です。
チーズ11
補強布のアップです。

ウールの布なので、革よりは強度が低いです。

その為、「^」型のステッチなどを施して強度を高めています。
中古品は、経年劣化や摩耗のためステッチが無くなっているものも多いです><!
チーズ13
裾です。

EM用の裾はこのように紐で縛るスタイルです。
将校用や私物はボタンの物、ボタン&紐の物があります。

ちなみに、放出品や各種写真を見ている限り、紐の通し方には何通りかあったようです。
ただ、当時の写真を見てみるとこの通し方が多い?ようです。
チーズ12
最後に生地です。
このように、通常のウールサージではなく、将校用被服と同じ伸縮するウール生地となっています。
やはり乗馬をする関係上、生地も伸縮に富んだ方が使いやすいのかもしれません。

あと、上のSpecのところで、A,B,Cの生地質について調べたと書きましたが、自分が入手した
伸縮生地のブリーチズの内、このAとBのみが他の伸縮生地使用のブリーチズと比べて、厚い生地を
使用していることがわかりました。

現在まだ入手が容易なM1926ブリーチズは、ウエストにサイズスタンプがあり、タグが簡易タグで
伸縮生地を使用しているものが多いです。

自分もこのタイプを4本ほど持っているのですが、全て簡易タグで(A,Bと比べて)薄い生地でした。

このことから、生地の薄いタイプは1937年採用のSpec8-30Cで、使用布地は18オンスでは
ないかと思います。

そして、1930年代前半の採用品である8-30AやBは厚めの生地(18~24オンスの間)を使用して
いると思います。

また、8-30と思われる20年代の製品(その1)はWW1の頃に近い20オンス?の起毛生地を
使用していると思われます。

しかし、自分はその他に上着だけですが厚い綾織(whipcordと思われます。)を使用した
M1926サービスコート(官給品)を所有しています。
これは、内装の生地や各部の作りから1920年代の物思われます。

となると、それと対になる厚い綾織のブリーチズも存在するのかもしれません。
しかし、だとするとそれはSpec8-30の?になるのでしょうか?


資料が少なく、もう訳がわかりませんが、一個一個確実に入手して、その生地質や各部の違い
などを記事に出来ればと思います。
チーズ17
今回ようやく探していた8-30Aを入手できました!

上着のM1926サービスコートも、8-31と思われるものから、8-31A、8-31B、8-31Cと思われるもの、
厚い綾織のタイプなど、ブリーチズと共にスペック別で集める事ができるようになりました!

ですが、まだまだ資料が不足しています><
今後は、綾織のブリーチズの謎を解き明かしながら、オーバーコートやウールシャツなども
集めていこうと思います♪

以上、M1926ブリーチズでした!!^^
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  1. 2013/03/16(土) 00:42:55|
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